『桜の塔』第2話

上條がやろうとしてること、そのために覚悟キメてることはわかるけど、今回明らかになった父親の「警察に殺される」って言葉、この先この言葉に補足説明がされていくのかもしれないけど、この発言自体はいろんな解釈(受け取り方)ができてしまうもんでこの言葉を受けて「トップに立って警察の膿を出す」となるのはちょっと気持ちがついていかないなぁ。警察の膿を出すために自分はあらゆる悪事を重ねますって、なんでそれでいいと思ってる?と。
そこはシンプルに「父親の敵討ち」でいいと思うんだけど。それなら早くも上條のやってることに気づいてしまった広末涼子(の役名がまったくわからん)が「黙ってる」ことで心理的に協力してしまうこともわかるし。

ていうか、上條の父親が自死したのっていつ頃なのか説明ありましたっけ?。
警察に入る前に死んだのだとしたら確実にトップを目指すために東大を目指しそうなもんだけど、実際には外様なわけで、東大には入れなかったのか?って話になるし、警察に入った後で父が死んだのだとしたら、上條が小学生時分に「警察に殺される」と言ってた父親はそのあと20年とかそこいらは生きていたということになろうわけで、警察とは関係のない理由で死んだかもしれなくない?。
「薩摩派」「東大派」「外様派」の争いとして描きたいがために上條の設定がスカスカに思えてならない。


そして初回の感想ではリアリティはともかくバチバチの権力争いに見えていたものが、2話にしてコントになってしまった。
なんだこの“警視正の椅子が2つに対し候補者は3人、さて誰にする?会議”w。
でもこれはこれで役者の演技込みでバカバカしすぎて面白かったので、毎回会議シーンは欲しいところw。

で、決選投票に負けた渡辺大知が次回闇落ち?するみたいなので楽しみなんだけど、これは長官の息子である馬場さんにもメインエピがあると思っていいんですよね?いいんです!!!(自分で言う)。