『シャーロック』第10話

初回の感想で「蔵之介のキャラがこうまでわかりやすいのは実はモリアーティだからなのではないか」と書いたんで、どうやら江藤が守谷だということが濃厚になったことで「だと思った」という感じではありますが、なんだろうこの・・・ちょっとしたガッカリ感は。

と思ったんだけど、まじで江藤が守谷なのだとしたら前回の獅子雄にとって守谷は「片思いの恋人のようなもの」発言の真意はすこぶる気になる。

いやでもさすがに江藤が守谷ってのはド正面からいきすぎてるんで「と見せかけて」であるほうに賭けたいけど、守谷じゃないなら捜査一課長になっての捜査会議が始まるというのに屋上で君が代歌ってんのはなんでなん?ってことになるよなぁ・・・この屋上あからさまに足元水辺だったし。
君が代をもっと高らかに歌い上げてくれてたら“ついに一課長の椅子に座りはじめての捜査会議に挑むってんで武者震いと緊張のあまり歌ってしまった”という見方もできるけど(これまで見てきた江藤のキャラ的にこの行動はそんなに違和感ないです)、さすがにこのシチュエーションこの歌い方を武者震いとは受け止められないわ・・・。まあ守谷だとしてもなんで君が代?ではあるけど。

でもほんとうに江藤が守谷だとしたらグレに言った「俺が獅子雄に事件を『解決させてやった』」の意味が違ってくるように、獅子雄が相当なマヌケにしか思えないと思うのだけど、ほんとうのほんとうに江藤が守谷ならばどうやって獅子雄をマヌケに見せずに江藤=守谷を成立させるのか、やれるもんならやってみろ的な興味はあります。

てか80年代以降の主な経済犯罪には全て守谷が関わってる的なことを獅子雄が言ってたけど、20代から暗躍してたとしても現在60前後だろうわけで、でもどう頑張っても江藤は60前後には見えないわけで、守谷の正体が明らかになったところで蔵之介が顔をぺりぺりと剥がすとしたから田中泯が現れた!とかだったらモロモロ納得しちゃうかもw。