『シャーロック』最終話

江藤=守谷じゃなかったー!。屋上でひとり君が代歌ってたのは「脱走犯はむしろ射殺の方向で」と指示されたことを憂い、その現実から逃避するためだったー!(ってことだよね?)。
って、いやおまえ紛らわしいよ。
そして守谷とともに水落ちする獅子雄ってのは「モリヤ」という存在に言及された瞬間から予想できたラストではありますが、滝どころかたかだか2メートルかそこいらの埠頭からドボンで守谷共々行方不明って嘘でしょ(笑)。
あの会話の流れで守谷に腕掴まれてあの高さから落水した獅子雄がもがきもせずただ沈むに任せるだけだったのはイメージ映像なんですよね?。なんでここでイメージ映像なのかわかんねーけど、イメージ映像だと言ってください。

つーか80年代から暗躍してるはずなのにテロップに出た守谷の年齢が45とかだったんで、二代目守谷とか守谷3号とか守谷(仮)とかそんな感じの存在なのだろうとは思ったし、実際「私が本物の守谷だと思いますか?(ニヤリ)」というオチだったんでそういうことならば顔の知れた役者よりも「この人誰?」という役者のほうがいいのかなーとは思うし、誰だかわからないが故の気持ち悪さとか底知れなさがなくはなかったものの、それにしたってもうちょっとこう・・・おディーン様を道連れにするに相応しい雰囲気の人にしてくれよ。その絵面さえよければ中身がどうあれそういう意味での満足はできたかもしれないのに。


最終回で一番驚いたことは「バイオリン弾きながら推理する獅子雄」のことを若宮ちゃんが認識してたことでした。何話か忘れちゃったけど「え?これイメージ映像ではなくほんとに弾いてるって設定なの?」と思った記憶がありますが、「ほんとに弾いてる」けどそれはストーリーの枠外というか、ミステリー小説で言う「読者への挑戦」的な、ハイここから謎解き始まりますよー!という位置付けのシーンであって、若宮ちゃんの知るところではないのだと思っていたので、バスケの試合をバックにマジ弾きしてたとかほんとびっくり(笑)。