『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#22「人生に恋はつきもの」

「いい人」は恋人には向かないかもしれないけれど、結婚相手としては充分、というかかなり可能性があると思うので、咲也は10年後あたりを目指して気長に頑張ればいいよ。
“自分のせいで初美花がギャングラーに捕えられてしまった”にしてはノエルの反応は過剰に思えるものだったので、おそらくそこには何がしかの理由・事情があるんだろうし、初美花を救うべくギャングラーを探しに魁利と透真が出て行く様子は「誰か一人が目的を果たせばいい」=だから切り捨てる必要があれば迷わずそうすると言いつつもやっぱり初美花には甘い兄ちゃんたちだよね。
ってな感じで、新キャラのノエルを中心にパトレンからは咲也・ルパンからは初美花を使って話を構築するのはいいんだけど、魁利と透真の関わり方に対して圭一郎とつかさは蚊帳の外状態なのがやっぱり不満なんだよなぁ・・・。恋バナで盛り上がる咲也とノエルに「顔と動きがうるさい」と言ってのけるつかさ先輩といい意味で我関せずな圭一郎先輩のスタンスはいいんだけど、“ギャングラーに襲われた市民を助ける”ことにはもっと密接に関わってもらいたい(初美花と一緒に捕えられた人たちは助け出せたけど、それ以前に金魚化されたひとたちは恐らく助からなかったんだろうね)。
でもまぁ次回からギャングラー側に新勢力が登場するらしいし、今回は単独でロボを動かせるけどビークルを巨大化させるためにパトレンもしくはルパレンの手を借りねばならないという縛りがあってのエックスロボなんかすげー!側転チェンジすげー!ってだけで十分だろう。