『仮面ライダービルド』第27話「逆襲のヒーロー」

鷲尾弟の話には「そんなもんわかるわけねーだろ」と聞く耳持たなかったカシラに対し鷲尾兄の話を簡単に信じて絆されちゃう万丈かー。
ここで万丈が勝ち東都の2連勝となれば戦兎の出番はなくなるし(まぁ東都が北都に勝ったあとのゴタゴタを思えば勝利に意味などないのかもしれませんが)、そしたらせっかく作った新アイテムもお披露目できないわけで、万丈が「負ける」ことはほぼほぼ確実だろうと思ってたし実際その通りだったわけですが、万丈らしいと言えばそうなのかもしれないけど万丈の覚悟って一体・・・という気にはなるよね。カシラに話した戦兎への想いはなんだったのかと・・・。まぁ戦兎のためなら鷲尾兄弟がスクラップされても仕方ないとはならないからこそ、なにより戦兎がそれを望むはずがないと思うからこそ万丈は万丈なんだとは思うけどさ(ていうかこれ、万丈が“こういうヤツ”だってのも紗羽さん情報だったりするのかなぁ)その程度の覚悟しかないのならば俺の力で戦争を終わらせるとか言うなとは言いたい。卑怯な手を使った相手を責めず「信じた俺が悪い」と言える万丈は好きだけど。
万丈とカシラは記憶がないのに過去の自分がしたことを背負う戦兎の苦しみについて語ってたけど、なんでそんなに葛城巧に執着するのか知らんけど何を言おうと目の前の男は「桐生戦兎」で「葛城巧」を超えてみせるとか言われちゃう幻徳も“記憶を失くした想い人のなかに自分と過ごした時間はもうない”的な切なさがあるような(笑)。しかも記憶を失くした想い人の『今』の土台はにっくきスタークによって作られてるとかさあ!。