ハリカが望んだ治療を受け退院できた彦星くんと指先を触れ合わせることができたハリカ。
持本さんの最期を看取った青羽さん。
拘置所のアクリル板ごしに玲ちゃんと笑い合うことができたあのねさん。
幽霊になって青羽さんの側にいる持本さん。
居場所がなかったひとたちに、家族がいなかったひとたちに、「帰る場所」ができて「おかえり」「ただいま」と言い合える相手ができた。
だから今を生きることができる。だから一人で頑張ろうと思える。一人でも寂しくないから。
絶望しかなかった前回からよくもまあこんなにほのぼのハッピーエンドにできるもんだよ。
持本が受けた該当インタビューをこういう形で使うのはさすがの一言。
まぁ中世古は唐突に出てきた弟の存在含め結局なにがなんだったのかわかるようでわかんなかったけど。
あと持本が幽霊になったのはいいけど切り刻んでぞうきんやらなにやらにしたはずのセミパジャマまで復活してる仕組み(青羽さんの心が見せているものだとするならなぜセミパジャマ姿なのかと)がわかんなかったけどw。ていうか幽霊になった途端優雅なフォルムでテーブルに座ってて笑ったわw。
最後まで見終えても何を描いていたのかわかるようでわからないという印象で、そういう意味では中世古はこのドラマを象徴する存在だったんだろうなぁ。
あなごさんが最後まで出演できてよかった。これからもできるだけ長く元気でいてください。