『明日の約束』第9話

霧島先生のパソコンの中身がたいしたことなさすぎてガッカリです・・・。映像として見せられたことだけじゃないとは思うけど、もしほんとにあれだけの“仕込み”でイジメを誘発できたならばすごいテクニックだな!だけど。
最終回で全部でなくともどれかひとつぐらいはひっくり返るかもしれないけど、霧島先生は依願退職を受け入れるんだろうし(それに伴い日向も退職)、カスミは自首することとなり、カズはきっぱり別れを告げられ、そして圭吾母は圭吾の部屋で自死しようとするって、ドラマとして尻つぼみな感が否めない。
どれかひとつぐらいと書いてはみたものの、カスミとカズはむしろそのままフェードアウトしてくれていいよとしか思わんし、霧島先生は自分のしてることを悪いと解ってやってるわけで、それがバレたから辞めるってだけで別の学校に職を得たらまた同じことをやるんだろうし、圭吾母はなんだかんだあって死ねなかったってなことになるんだとしてもせいぜいが娘(妹)と向き合うために努力します的な落としどころになるんだろうし(最終回に見せ場があるとしたら息子に自殺されて「私はこんなに苦しんだ」のに自分も同じことをしようとしてることに気付く仲間さんってぐらいかなー)、ひっくり返りそうな気配皆無&ひっくり返っても面白くなりそうな気がしないしなぁ。
ドラマの軸であった「圭吾の死の理由」は日向にも霧島先生にも母親にも部活関係者にもクラスメイトにもみんなそれぞれあって、あると思ってて、だから『コレ』という明確なものはないってことだろうし、もうひとつの軸である日向と母親の関係も一生母と娘であることに変わりはないからある程度距離を置いて生きていきますと日向が告げる(決意する)ってなところだろうから、最後にもうひと盛り上がりできそうな要素がないもん。