『セトウツミ』第8話

ババ抜きのときだっけ?前にもこんなふうに内海のなかで瀬戸が「すごい奴」になっていく話があったように記憶してるけど、ババ抜きは内海がどんどんと妄想解釈を加速させるのに対し瀬戸はトランプとはぜんぜん違うこと考えてたという普通にすれ違ってる面白さだったけど、今回は同じベクトルで妄想してるんだけどおもいっきりズレまくりすれ違ってるという云わば共同作業だったんで、大層面白かったです。二人ともモノローグがずいぶん馴染んだ&上手くなったよなぁ。
で、田中君とハツ美がなにやらやってるのを見て内海がいつもの階段に座らず引きかえしてたけど、これは単にそのあと大橋とやりとりさせるためだけであって特に意味はないという解釈でいいのだろうか。とはいえ絵しりとりであれだけ暴走できる内海なので『ハツ美のまえでガラケーを出してる田中君の図』を見てなにを考えて引きかえしたのかは気になりますw。
ってな流れで大橋にこんなこと言われちゃう内海かー。最初は瀬戸が(暇つぶしの相手として)内海を必要としてたのに、すっかり友達となった今では内海のほうが瀬戸を必要としてるってなことではあるのでしょうが、それだけではないというか、それを掘り下げた先にというか、もやっとした正体不明の不安感というか不穏感というか、そんなものを感じる気がするのは気のせいであってほしい。