『陸王』第7話

あらあら陸王超ピンチじゃん。アッパー素材もソールもないうえに1億もの金が必要とか完全に「詰み」の状態じゃん。不具合は起こしてたしそのときちょっと勉強してるぐらいの大地が分解して再組立てしてたのが“前兆”だったのかもしれないけど、あんなどうしようもない状態になるほど発火する可能性があるとか聞いてねー!ってか「こんなこともあろうかと」って部品集めてたことをドヤってたのに本体がこんなになっちゃうとか笑えないだろ!ってな話だけどでもドラマとしては笑える。果たしてそれがドラマとしていいのかどうかわからないけど、ここから挽回するってわかってるから安心してピンチを楽しめるよねw。いやまぁこっからのキーパーソンが修造って大丈夫か!?という不安はあるけどw。
というわけで、あれだけの出番かと思ったフェリックス社員の岸さん(これは特撮枠かミュージカル枠のどっちのつもりで見ればいいのだろうか?)は次回以降ちょいちょい絡んできそうな感じ?。で、馬場徹くん演じる眼鏡銀行員・大橋はとりあえずここでお役御免ということか。この先なんかのレースの観客の中に眼鏡大橋がいて、その足元には陸王が!なんてカットが挿入されたらわたし泣いてしまうかもしれんw。
役としても知名度を上げた(顔を売った)という意味でも今のとこいちばんオイシイのは間違いなくばーちょん大橋だと思うわけで(音尾さんの監督は別枠ですw)、しかも勝ち逃げ状態だとかウハウハが止まりませんな!!。
一方どうにもこうにも不憫な扱いなのが神こと佐野岳くんなんだよなぁ・・・。当初の感じではアトランティスのサポートを受けてはいるものの他者を悪しざまに言うことについては心を痛めてるような、ほんとうは茂木ともっと友好的なライバル関係でいたいのに周囲がそれを許してくれなくて的な、そんな印象だったのに、今回の茂木との会話ではただの感じ悪い野郎になってて、だったら最初から茂木に対する「悪役」としてもっと明確に描いてやればいいのに(それはそれで演じ甲斐があるだろう)中途半端で気の毒だなぁ。
あと今回の村野も言い分としては正論なんだろうけどあまりにも視野が狭すぎて(ていうかこの状況の打開策として尤も有効かつ必要なのは「1億」という金なわけで、日本一のシューフィッターであり選手のデータと信頼を誰よりも多く集めてる村野さんなら1億ぐらいどうにかなりませんかね?とか思ったんだけど。くれとは言わないから貸してくれませんかね?と)、これじゃあシューフィッターとしてどれだけ有能だとしても企業からは疎まれますわな・・・と納得である。