『おんな城主 直虎』第48回「信長、浜松来たいってよ」

大河ドラマ市川宗家と同じフレームに収まってガチンコ演技する尾上松也さんを拝めただけで、それを映像という形で残せるだけで、1年間見続けた甲斐がありました。わたしのなかで何かが報われた気がします。今回特に、特に!!松也さんの『声』の良さを感じさせられたし!。
まぁ「信長、浜松来たいってよ」なんてふざけた副題回ですが(笑)。
いやでもホント今回の氏真はあらゆる面でまさに大車輪の働きと言っても過言ではなく、しみじみ松也いい仕事ゲットしたなーと、そしてそれを見事にモノにしたなー(ともう言っていいだろう)と思わずにはいられなかった。
光秀に持ちかけられた「信長、討っちまおうぜ」にこの物語の主人公である井伊直虎を絡ませる役目を担い、『桶狭間の仇を、瀬名の仇を取りたくはないか(儂は取りたい)』とキラーパスを出し、その直後に思い出したかのように『そなたにとっては儂も仇か』と氏真が呟いた瞬間、これまでのあれこれがブワッッッッッッッッッッッッッッッと蘇り、どわーーーーーーー!となりダバアアアアア!ってなりました。もはや言葉にならない。
氏真が直虎に語った「あの男との出会い」の妙な運命感にはちょっと笑っちゃったけどw、これが尾上松也が演じる今川氏真の『戦』なんだね。氏真アンタの生き様かっこいいよ!!。