『コウノドリ』

出産も育児も経験していないわたしは見ながらそこはかとなく劣等感と罪悪感が混ざったような気持ちになってしまうことも含め、重いし苦しいし、でも見応えのある作品だよなーと改めて思わされる初回でした。
離島の妊婦は無事出産できてよかったー!だったけど、本編のメインである二組の夫婦は「産んだあと」の不安にリアリティがありすぎて(耳が聞こえない志田未来ちゃんの赤ちゃんが取りだされた瞬間、僅かな時間だけど無音になる演出が素晴らしかった。これから母親になるこの人はこういう世界で生きてるんだなと思ったし、そしてこの状態でこれから先子育てをすることがどれほどのことなのか、想像なんてできないけどでも考えさせられたし)、子供の声どころか車のクラクションすら聞こえない夫婦と子供の声は聞こえても孤独と不安で心を閉ざしかけてる母親を対比させるように並行して描くとかいきなり重いわ・・・と思ってたら次回早くも子宮頸がんですか・・・攻めるな・・・。サクラ自身も手紙の主とのあいだに何がしかのドラマがあるようだし、おそらくそこに佐々木蔵之介演じるサクラの恩師が絡むんだろうし(それはそうと、あの島がどれほどの大きさ(島民数)なのかわかんないけど若者の数はそこまで多くはないだろうに(離島の医者の主な仕事は死亡診断書を書くことだと言わせるぐらいだから老人の方が断然多いってことでしょ?)未受診妊婦の存在を知らなかっただなんて、ちょっとどうかと思いましたです)、前回よりもよりハードかつディープな内容になりそうな感じではありますが、前回に出た18トリソミーの子がしっかり成長しているように(初回一番の感動ポイント!!!)そこには必ず希望がある、ペルソナの医師たちはそう信じてるという信頼があるので、どんなに厳しい状況を描けどもそういう意味では安心して見ていられる。
それはそうと、サクラ先生ヅラ新調したんですね。前回までのあからさますぎるヅラよりマシだけど、今度は隠す気あんのかよ?と(笑)。
あと高橋メアリージュンとナオトインティライミが夫婦役ってなにを狙ってんのかと(笑)。