『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』@シアタークリエ

楽しかったー!。そして可愛かった。5人と1匹可愛すぎた。

ピーナッツの世界をミュージカルにするってどうやるんだ??と頭のなか「???」でしたが、原作の4コマ漫画のテイストを崩さずスケッチとして次々繰り出し、最後に「なんでもない毎日が幸せ」「あなたはいい人ね、チャーリー・ブラウン」でまとめる舞台には小さな幸せがいっぱいあった。

観てる最中はそこまで幸せを感じさせるわけじゃなくて、むしろシニカルな笑いの方が多かったんだけど、でもパジャマ姿の5人が夜空を見上げるラストシーンで誰かがいてくれることの幸せに、仲間と過ごす毎日に幸せがあることに気付くんだよね。それまで結構辛辣なことを言いまくってたルーシーがチャーリー・ブラウンに「あなたはいい人ね、チャーリー・ブラウン」って言うのに心がポワっと暖かくなるんです。

今年に入ってメンタル的にどん底なのにフランケンシュタインとかロミジュリを観てしまい(どん底でも好きな俳優が見たいんです・・・)気持ちが引きずられすぎてなんかもう観劇という行為自体に疲弊してしまったところがあったりしたんだけど、久しぶりに楽しい!可愛い!幸せ!!って思える時間を過ごして、ああやっぱりいいなーって、また(チケット代稼ぐために)がんばろうって、ウキウキ気分で劇場を出たらとても綺麗な青空で、それがすごく嬉しかった。そう思えることが嬉しかった。

あっきーは犬をやっても見事でした。犬としてえーけーびーと一緒に歌って踊ることに全く違和感がない中川晃教という役者に出会わせてくれたことを神様に感謝します。

そしてこのクッッッッッッッッソカッコいい東山光明をありがとうございます!!!!!。もうみっちゃんの歌声のいいところをぎゅぎゅぎゅっと凝縮し解放するベートーベン・デイで、ほんっと最高だった。