『奪い愛、冬』最終話

蘭さんの『秘密』が暴露されどうするのかと思ったら、杖とサポーター放り出して猛ダッシュ、さらにどうにでもしやがれ!とばかりに胡坐でドスンと座り込み、康太に諭され再び猛ダッシュで逃げ去っていくとかクッソクッソwww。
ドンデン返しとか煽ったわりには予想通りすぎる最終回だったけど、蘭さんの胡坐で居直りはさすがに予想外すぎてマジ笑いせずにはいられなかったw。
つーかなんで秀子が信さんの車椅子押してんだよとw。確かに蘭さん一人じゃ脚が悪いフリしながら信さんを連れ出すなんて無理だろうから誰に手助けさせるかっつったら秀子しかいないだろうけど、秀子もホイホイ手伝ってんじゃねーよってかどんだけ速攻&ウキウキで駆けつけてんだよとw。
あとクズ中のクズではあるけど奇行はしてなかった信さんが喫茶店という他者の目があるところで康太が殴ってくれないならとテーブルに頭ガンガン打ちつけたのもちょっと吹いたw。そんでそのせいでおかしくなっちゃったのかなぁ?末期の膵臓がんで余命3か月でありながら一人で山菜取りに行くわ食事中に「絵が描きたい!」っつって飛び出していくわ、ずいぶんとフリーダムな余命生活送ってんなーと思ったら眠るように死んで青空に浮かぶとかなんだコイツと思ったら1年後に手紙が届くよう仕込んでて、その中身がアレとかマジクソすぎてw。自分のせいで仕事辞めることになった=収入がなくなった女を死ぬとわかっていながら孕ませる時点でほんとクズな上に自分のせいで人生狂わせてしまった相手によくそんな手紙出せるなとw。
タイトルの「奪い愛」はもちろん二人の女が男を奪い合うってなことだったわけだけど、信さんという男がそうまでして奪い合い奪い愛するほど価値のある男だとはビジュアル含め到底思えない、というところがこのドラマ最大の『ネタ』だということを最終回にしてようやく理解したw。
脚本の人が心底嫌いなのでなんだかんだで楽しんでしまった自分がちょっと許せない気持ちではあるんだけど、水野美紀の怪演と新たな扉を開けた三浦翔平は見る価値あったわー!。ネタドラマクソドラマハンターとしても脚本家が嫌いという理由でこれを見なかったら多分後悔する羽目になったと思う。そう思うことがまた不本意なんだけどねw。
これ、20年後ぐらいに光の息子と蘭さんの娘が出会って恋に落ちるんだけど、双方の母親を介して食事をしようとレストランにやってきたのは光と蘭さんで、実は二人は血の繋がった兄妹だったのだー!ってなありがち続編かSPがあったら絶対見るねw。