『anone』第2話

ハリカとあのねさんの話はただただ見て感じて受け止めるだけだという意味で落ち着いて観ていられるけど、小林聡美阿部サダヲ(ドラマ観てるだけじゃ役名がまだ入ってこない)のターンはとにかくゾワゾワする。小林聡美のこの何を目的としてるんだかわからない妙なアクティブ感はなんなんだろう。女だから出世できず閑職に回されるなんてこういっちゃなんだけど世の中そんなもんだろってな理由・状況で職場に火をつけるとか元々アナーキーな性格ではあるのでしょうが、犯罪上等すぎて怖いわ。猫に物投げつけるのとかダメぜったい(ハリカが留守番と称してネカフェに置き去りにしてる仔猫も早くこの家に連れてきてあげてー!)。
ハリカとあのねさんは偽札を印刷、小林聡美とサダヲは泥棒目的で不法侵入からの拉致を経て身代金誘拐するらしいと、今のところ主要人物が犯罪行為しまくってるんだけど、そうは言えども前者と後者は圧倒的に「違ってて」、でも両者は偽札で「繋がってて」、そこにある座り心地の悪さのようなものをこれからどう解消してくれるのか、それとももっと心地悪くなっていくのかわかりませんが、そのわからなさが次回への期待となっています。今のところは。
『ニセモノ』が鍵であり肝であるそうで、まずは偽記憶、偽札ときて血の繋がりがない偽母娘と着々とニセモノが積み上げられてるけど(木場さんクズすぎやろ・・・・・・)、余命宣言受けてるサダヲはともかく小林聡美の「偽」はさっぱりわからん。
ところであんな愛想のいいというより軽薄といったほうがいいであろう高橋洋さんが作るもやしどっさりラーメンが食べたいです。