『動物戦隊 ジュウオウジャー』第15話「戦慄のスナイパー」

開始当初は戦隊史上有数の外道敵だと思ってた(そこがイイ)けど、最近はそうでもないというか、やっぱりマイルドにせざるを得ないのかなーと、今回を見て思った。
一日で千人をハント(狙撃)するってのはいいとして、ゲゲルか!?ゲゲルなのかっ!??と思いきやなんで撃たれた人間をあんなフォルムの人形にする必要があるんだ?と。ライダーではなく戦隊という枠の性質上、人形という見せ方にしなければならないという理由はそれとして、劇中で人形にする理由を付けて欲しかった。千人をハントする=千体の人形を使ってなにかするのかと思いきや人形はそこいらに放置って、これ面白いですかジニス様??と。人形にされてしまったものの意識はそのまま在り続けてることは短足と断言された大和やセラのお風呂に入りたいという心の声で明らかなわけで、そこをもうちょい使えば三人が一刻も早くどうにかしなくちゃと焦ることにもっと説得力が出るのになーと。
と思いながら見てたんだけど(タスクとレオのあれこれは別腹として)、最後のオチwまさかこのオチのための人形だとはwww。牛(ぎゅう)だけにギュウギュウ詰めってかw。
セラと大和を人形にされ一旦真理夫さんちに戻ってきたときに人形が綺麗に並べられてるカットはあったけど、こんなオチが待ってるとは全く予想できなかったわーw。
って笑ってたら次は真理夫おじさんメイン回で、今回のオチである牛コスプレのまんまだったんで、単なる“オチ”にせずちゃんとそこに意味合いを持たせる(のであろう)ジュウオウジャーはやっぱりいい作品だなーっておじさんの「この星を舐めるなよ」カッコよすぎるんですけど!!!??。
やだなにこれちょうカッコいい!!!。
大和の決め台詞が「舐めるなよ」っての、脳内でいろいろ理由付けして自分なりに納得というか理解は出来てるつもりなんだけど、でもやっぱり違和感ではあるんだよね。自分の言葉として「舐めるなよ」という言い回しを持ってるタイプじゃないよなーって。でもそれが元はおじさんから発せられたもので、それを言うおじさんの頼もしさ、カッコよさを大和が幼心に感じてたからジュウオウジャーになった今、それを決め台詞にしてるってんなら超納得ですわ。

で、レオに「お前の本気はこんなもんじゃないだろう!」と言われたタスクが思いついた作戦によって見事大和たちを解放したあと、レオの攻撃を受けてヨタってる敵に向けて「お前も撃たれろ」っつって身体に当たるギリギリのところに銃弾撃ち込みまくて甚振ってんのがちょっと怖かったです・・・。ゾウって怒ると凶暴になるというから本能解放ということなのでしょうが、あんな可愛い顔してこの所業とかタスクほんといろいろヤバイ。