『動物戦隊 ジュウオウジャー』第38話「空高く、翼舞う」

大和(ジュウオウイーグル)とバド(ジュウオウバード)のシンクロ攻撃(つい先日BSで長谷川博己さんのエヴァ噺目当てで録画した回がたまたま「瞬間、心、重ねて」だったんで、思わずそれを思い浮かべてしまったよね)だけで大層な満足感ではありましたが、でも・・・・・・なんかちょっと引っ掛かるというか、スッキリしない感がある。
人間界とジュウランドの間には隔たりがあって(ラリーさんがこっちに来た当初ゴリラ人間だっつって迫害されてたってな話をしてたし、おそらく今でもその隔たりは存在し続けてるのだろう)、バドがその度合いをちゃんとは理解してなかったせいで一人の人間がジュウランドに命を奪われ(たかもしれず)、それに打ちのめされたバドは二度と同じ悲劇を繰り返さないよう人間界とジュウランドを繋ぐ「王者の資格」を奪ったと。それはわかった。でもそのことと大和に過剰に見えるほどの思い入れを持ってるらしいこととは直接の関係はないということなのかなぁ?。
でもラストシーンでバドは大和のことを「あの人に似てきた」と言った。その『あの人』ってのは誰のことなのか。バドが助けたものの崖から落ちて生死不明となった人間か、それとも大和の関係者なのか。
大和の「また会えるよね」という希望が叶う時、(それは恐らく終盤の山場になるだろうと予想しますが)そこで『あの人』の正体が明かされるのでしょうが、まだ引っ張るか・・・という気はしちゃうかなぁ。
ていうか、この話自体もうちょっと早くやってほしかったかも。残り12話だとして、つまりもうあと1クールしかないんだけど、バドと大和の関係ってデスガリアンとの戦いとは直接の関係ってないわけじゃん?。バドが王者の資格を盗んだからレオたちは今現在デスガリアンと戦ってるわけだけど、じゃあバドが王者の資格を返してジュウランドに戻れる状態になったら戦うことをやめてジュウランドへ戻るのか?っつったらそういうことにはならないわけで、なるはずがないわけで、バドと大和、ひいてはその背後にいるであろう誰かとの間にある物語はそれはそれで知りたいし楽しみではあるんだけど、それレオたちとは関係ないよね?・・・とすればバドの話を引き延ばすことに果たしてドラマ的な意味があるのかなーという気がするかも。
まぁバドが言う『あの人』が真理夫おじさんだったらテンション上がりそうではあるけれど。


ところで、バドが自分達と同じく番人だか門番だったってことをタスクが「知ってる?」と聞かれてたってことは、タスクが一番早くからその職に就いてたってことなのかなぁ?。単純に一番物知りだからってことかもしれないけど、これが“先任者だから”という描写なんだとしたらもしかしてタスクって少なくともセラより年上だったりするんですかね?。てっきり同い年なんだと思ってたんで年上なのに年下の女子からヤイヤイ言われてたってなことなんだとしたらこれまでのあれやこれやがまた違ったものになるんですけど!!(前のめりでw)。