期待してたセラ自身の成長はみてとれなかった、というか、セラの人間性（ジューマン性）を掘り下げる回（セラの話としては）だったんでせっかく2話使ったのにこの程度かぁ・・・という若干の残念感はありますが、キューブホエールをゲットするイベント回としてはなかなかよかった。やっぱり新アイテムゲットとかフォームチェンジとか、そういうパワーアップ回は『気持ち』を描いて欲しい派なので、ジュウオウジャーのみならずケタスさんとキューブホエールの気持ち（繋がり）もしっかり汲みつつ、前回はちょっとうんざりしちゃったみっちゃんの空回りも自分だけジューランドに行ったことがないし知らないことが多くて、そこで落ち込むのではなくだからこそもっと役に立ってその差というか溝というか隙間というか、そういうものを埋めたいと、そう思ってのことだったし、まんぞくです。ものすっごい扱いにくそうな新武器を手にした瞬間ぐるっと回したのとかカッコよかったし！。
そんで何がいいかって、ジュウオウジャーサイドは『気持ち』を重視してるのに対しデスガリアンってかジニス様は『気持ち』なんてどうだっていいってところ。どうだっていいというか、クバルの気持ちもナリアの気持ちも、ジニス様にとってはゲームを面白くするための要素であり道具でしかないであろうこと。ナリアにギフトカスタムを捨てて戻っておいでと言ったのも、ナリアの身を案じてではなく「データカードを回収するため」だよね。この単純すぎる対比がこの先どうなっていくのかすごく楽しみ。
対比と言えばさ、ジュウオウジャーがパワーアップするたびにその「データ（情報）」を得てデスガリアン側もより強力な戦力を出してくるってところも面白い。まぁジニス様どんだけ技術力あんだよ！？ってなところはありますがｗ、そこはさすがですジニス様！！ということでｗ。
でさー、ドデカイオーでギフトカスタムを倒した大和に歓喜するジュウオウジャーたちのところでさー、みっちゃんがタスクに抱きついて
「大和はすごいな、な、タスクゥ、タスク、タスクすげーだろぉ！やーまとぉー！」
ってデレデレしてたんだけどさ、ほんとみっちゃんにとって大和は尊敬できる大切な友人で、タスクは“同類”なんだなー。
ってところで次回は再びタスク＆みっちゃん回か。相変わらず構成うめーな！！。
