敵側の策略ってか争いに巻き込まれる形でなんとなく最終決戦モードになってるのはそれとして(デスガリアンはあくまでもゲームをやってるだけなんで、そこに(最終決戦のための)理由付けは必要ないもんね)、残り1桁話数になったというのにまだみっちゃんがクバルの作ったニセモノだと気付かないのか・・・(タスクとアムはなんとなく違和感を覚えてたっぽい?)。みっちゃんは捕まった自分をみんなが助けに来てくれると信じてた、なんて考えるタイプじゃないだろ。助けにきてくれることは死ぬほど嬉しいけど、その前にまず自分が捕まったことでみんなに迷惑をかけたことを謝るのがみっちゃんだと思うんだけど。
ていうか大和だよ。拉致られる前のみっちゃんを目撃したのに何もしなかった自分を責めてたけど、あの時大和になにができたというのか。相手は最初からみっちゃんを拉致るつもりだったわけで、ランニングしてるみっちゃんに大和が声をかけみっちゃんがトレーニングを中断したとしても、みっちゃんが再びトレーニングに向かえばその先で拉致られただろうし、大和と話をしたことでこの日はトレーニングをやめたとしても、また別の日に拉致られるだけだろう。でもまぁそこは「なんとかできたんじゃないか」と考えるよね。大和はそう考えるだろう。だけど問題は「みっちゃんを守らなきゃいけなかったのに」というこの発言ですよ。
みっちゃんがかつてデスガリアン、ジニスに何をされたのか知ってるわけだから、そのジニスに一人でいるところを襲われたらさぞかし怖かっただろうと考えるのは大和の優しさだからいいんだけど、「守ってやらなきゃいけなかった」ってのはなんていうか・・・みっちゃんを下に見てるように思えたんだよなぁ。そりゃみっちゃんはまだまだ不安定だし心配になるのはわかるけど、みっちゃんだってジュウオウジャーなわけで「早く助けに行ってやらなきゃ」ならいいけど「守ってやる」ってのはちょっと違わない?と。
実際みっちゃんはジニスを前にして腰抜かすほど怯えていたわけだけど、その恐怖心はみっちゃん自身で乗り越え克服しなきゃならないことだよね。大和が守ってやったとしてもそれはなんの解決にもならないし成長にもつながらない。だからみっちゃんはジニスへの恐怖心に打ち勝つことで最終決戦の前に、もしかしたら決戦の最中かもしれないけど、殻を破ってもう一段強くなるんじゃないかと期待できるんだけど、大和はどうかなぁ・・・。大和のなかにこの段階でまだそういう気持ちがあって、それが間違ってることに気付くことで大和もまたもう一段階成長するってことならいいんだけど、大和に関してはどうもその確信が持てないんだよなぁ。
とか思ってたらみっちゃん!?みっちゃんとんでもないシチュエーションで捕らわれの身になってんだけど!??。劇中ではクバルさんの趣味ってことになるんだろうけど現実的に誰の趣味だよコレw。