『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの46「終わりの手裏剣、目覚める!」

祖父ちゃんは実は既に死んでて終わりの手裏剣の力で実体化してました→そうだと思ってた
祖父ちゃんは実は孫たちのことをちゃんと見てました→そうでなければ困ります
という驚きもなにもないラストニンジャ・伊賀崎好天から当代ニンニンジャーへのラストメッセージはどうでもいいとしても(孫たちに対するメッセージよりも息子・旋風への言葉のほうがお二人の演技も相まってちょっとじーんとしちゃったわ)、ここまで熱量がない敵幹部との総当たり戦ってわたしの記憶にはちょっとないですわ。
親子三代変身の意味が全くなかった(としかわたしには見えませんでした)よね。
敵も敵で、本妻の息子を側室の息子が殺すなんて展開をやっておきながら本妻は真実を知ることなく普通に死んでるし、残り1話しかないことを考えれば狐もこの上何かを企んでるってことはないんだろうし、ていうか蛾眉雷蔵なんのために生き返ったんだ?って感じだし、ここまで盛り上がらない最終バトルってほんとないわよ。
蛾眉雷蔵VSアオニンジャーはよかったと思うの。序盤で「壁」として存在し、“赤いの”しか相手にしてくれなかった&相手にならなかった蛾眉雷蔵を“青いの”が一人で倒せたことで八雲が強くなったことがわかるし、そしてそれはタカ兄を超えたいと思い続けて頑張ってきた八雲の成長であり成果ということになるだろうわけで、やっくん単体で見ればそんなに悪くなかったけどさ、やっくん以外はどうでもいいわたしですらここまで盛り上がらないってのはやっぱり悲しいよ。