『美しき罠〜残花繚乱〜』第7話

すべての元凶ってか一番悪いのは間違いなく荘太なのに、食卓で荒れまくりの娘を見ても「思春期まっただ中だな」ってどこ吹く風なのがムカつくカッコいいw。
気に入った女と豪華なディナーを共にしてバーで「今夜は遅くなっても大丈夫なのか」と言いつつホテルのルームキーを差し出すなんて行為がキマりすぎててムカつくカッコいいw。
新しい女の気配を察知した美津子さんが興信所に調査を依頼しその報告を「いつものように」宅配便で送れと言ったってことは、少なくとも3回以上は夫に浮気されてるってことよね。りかだけだったら「前回のように」って言うはずだもん。
ついにりかにキレた美津子さんは痛快だったけど、でもあのあと吹っ飛ばしたケーキを掃除したんだろうなーと思うとちょっと哀れ。ていうかわたしだったらぐちゃぐちゃになったケーキに土下座してる女の顔面押し付けるだろうに、そこまではしない美津子さんはまだ理性的だなとおもいましたですw。
で、圭一がりかと荘太がつきあっていたことを知ったことでまたひと騒動ありそうだけど、圭一って二人の関係知らないんだっけ?。思い返してみればそれを圭一が知ってる(知る)ような描写はなかった気がするけど、じゃあ美津子さんから偶然を装ってりかに近づけと言われたことをなんだと思ってたんだ?。なんで美津子さんは自分にそんなことを命じたと思ってたんだこの男?。
予告を見る限りではりかのことを責めこそしないものの避けまくるみたいですが、美津子さんへの想いや麻紀との関係という“負い目”があるし結婚前のことだしってんで許しそうなもんなのに、そうならないのには理由があるのだろう。
そこで気になるのはベッドで荘太が映ってる雑誌を眺める圭一という思わせぶりなカットですよ。その時考えてたのが若くして死んだ兄貴のことだったけど、圭一は兄の死に柏木さんが何らかの関わりを持ってると思ってたりしてね。それを探るために柏木さんを慕うフリをし続けてて、りかの不倫相手が柏木さんじゃなければ“過去のこと”として許せるのに柏木さんだけはダメだとか(まぁ普通に美津子さん(憧れの人)とりか(愛し始めてる妻)と自分にとって大切な女が両方柏木さんのモノだという事実に打ちのめされただけかもだけど)。
もしくは圭一は柏木さんに亡き兄の面影を重ねてて、りかとのことを知ったことで兄に対する思慕の念がいつの間にか柏木さんへの想いに変わっていたことに気付いてしまってりかの顔を見られないとか(美津子さんのことも柏木さんの女だから好きだと思ってたんだと)。野心家でそれに見合う実力もあってあのルックスで女抱き放題とか超人すぎる荘太さんですから、登場人物の矢印が全て荘太さんに向かっていても不思議じゃないもの。
わたしはもちろん後者希望ですっ!!!(笑)。