『仮面ライダードライブ』第10話「ベルトの過去になにがあったのか」

え?ロイミュードに対抗すべくドライブシステムが開発されたのではなく、ロイミュード自体も人間の産物なの・・・?。
流れを簡単に整理すると、スタインベルトさんはもともと「コア・ドライビア」なる超駆動機関を開発していたと。スタインベルトさんにはともだちがいて、そのなんたら博士は増殖強化型アンドロイドを開発していたと。でもともだちの研究は頓挫しており、ともだちの懇願に負けたスタインベルトさんは自分の開発しているコア・ドライビアを提供したと。なんたら博士はコア・ドライビアを使いロイミュードの開発に成功したものの、001、002、003の三体が反逆し、まずは産みの親であるなんたら博士を殺したと。さらにスタインベルトさんをも手にかけようとしたが、それを察知していたスタインベルトさんは既に自分の知能をベルトへダウンロードする準備を終えていたと。そして危惧したとおり三体によってスタインベルトさんは命を奪われたものの現在のベルトさんになりました。
ってな感じ?。ついでにコア・ドライビアはトライドロンをはじめとするドライブシステムの動力源であり、その使用にあたっては重加速を伴うと。
・・・重っ!!!ベルトさんの設定激重っ!!!。
増殖強化型アンドロイドなんてものや、超駆動機関なんてものを『何のために』開発してたのかしらんけど、結果としてロイミュードなる存在を造ってしまったのはスタインベルトさんとなんたら博士の責任なわけで、だから自らベルトとなってまでロイミュードを根絶すべく戦っているということなのでしょうが、なんたら博士亡き今重加速含めぜんぶ「ベルトさんが引き起こした事」と言えるわけで、いきなりグローバルフリーズという世界規模の事件から始まったというのに結局ちっちぇえ話になるのかよ・・・
と思ったら、
敵側が「俺にとっては大事な友達」の弔い合戦だと敵なりの『正義』を掲げ、「もしもの時は頼む」と、もしもの時というのはおそらく自らが暴走した時なのでしょうが、処刑人である友達に託し敵のボス自ら本気で、燃え尽きる覚悟で、仮面ライダーに立ち向かってきたと。
そんな敵の覚悟を受け止め「だったら付き合ってやる」と、もし敵と相討ちになったとしてもベルトさんさえ生きていればまた誰かが新しいドライブになって戦うことができるだろうと、そう言ってのける仮面ライダー
剥き出しにした心臓(にあたる部分)を掴まれた怪人と怪人の心臓(にあたる部分)を掴んだ仮面ライダー
『どっちの心が強いか、勝負と行こうか』
って、なにこれテンションおかしい(笑)。10話のテンションじゃねーだろこれ(笑)。なんというハートキャッチ(笑)。
これこのあとどういう戦況になるにせよこの時点でもうわかりあっちゃってんじゃんw。大の字で並んでぶっ倒れながら「いいパンチ持ってるじゃねーか」「お前もな」じゃんw。
人間がなんのために(何を目的として)増殖強化型アンドロイドなるものを造ろうとしていたのかわからないし、それがなんたら博士個人レベルでの研究なのかそれとも誰か(どこか)から依頼されてのことなのかもわからないし、そこいらへんの事情がわからないことにはロイミュードとして造られた三体が造反した理由、“人間の支配”を目論む理由もまたわからないけれど、でもハート様と泊進ノ介はわかりあえる、ハート様の言う『友達』になれるのではないかと、そう思ってしまうのだけど。
でもきっとお互いの正義は重ならないんだよね。個人としてはお互いを認め合っていてもどうしても譲れないものがあるのだろう。だから戦う。ハート様は人間を襲うし進ノ介はロイミュードを殺す。『友』と戦う。
あれ?なんかわたしの腐れアンテナが一気にバリ3(笑)状態なんだけど!??w。


つーか進ノ介って24歳なのかよ!?(次の誕生日で24だから現時点では23歳!?)。捜査一課のエリート刑事というぐらいだから27.8設定かと思ってたけど(それでも若いけど)、てことは高卒で警察官になったってことだよねぇ?。学歴は別にどうでもいいんだけど、23.4なら尚更ってかやっぱり事件に対し特別なカンとか目(視点)を持つ若手熱血刑事ってんで良かったと思うよなぁ。
そして「図書館は静かに本を読むところ」という“人間のルール”をチェイスは誰から教えてもらったのだろうかw。