『深夜食堂3』第二十三話「里いもとイカの煮もの」

この話はすっごい好き。里見さん男前すぎる!!!。
今回はこれに尽きる。
あらゆる意味で、名実ともに自分を『男』にしてくれた里見さんを「絶対見つけます」と言い切る佐々木くん・・・のあとにもうワンシーンあるってわかった瞬間はここで終わりにしたほうがいいんじゃないかなって思ったけど、坂道を自転車で登りきる里見さんに少年2人が「かっけー」と言いながら見惚れるって、なにこの超カッコいいラストシーン!!。
めしやでマスターに生きるためには強くならなきゃって言う里見さんはどこか無理してるというか、そう自分に言い聞かせなきゃ生きていけないというか、そんな感じがあったんだけど、根性で坂道を登りきったところで見せた笑顔がとても素敵で、里見さんは『こういう女』なんだと、これが里見さんという男前の女なんだと、そんな里見さんを絶対見つけてみせる(捕まえてみせる)という佐々木くんはまぁ頑張れってニヤっとしながら思える感じ、これだよこれ!。この後味がわたしの好きな深夜食堂!!。
ていうか石橋けいの声はやっぱイイわー。このキャラで声がもっと低かったりハスキーだったりしたら「男前感」が設定っぽくなっちゃったんじゃないかと思うし、語ってることももっとエグく聞こえてしまったんじゃないかと思うの。石橋けいのソフトで耳心地のいい声だったからこそこのしっとり感だったと思う。そんな声で語られる佐々木くんが童貞だったってな話をやや気まずそうに聞くマスターと男性常連客たちもよかったし、今回は文句なしに良かった!!。