- 作者: 貫井徳郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2014/04/08
- メディア: 単行本
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社会派のように描きながらもミステリーだったー!!と判った瞬間は昂揚したんだけど、その後がなぁ・・・。これでこそ、こういう受け止め方(終わり方)になるのが「日本人」という解釈はできるし、そもそもそういう話じゃないんだけど、そもそもの発端が明らかになった瞬間読み進めるのをやめて該当章を読み返したんだけど、そしたら確かにそうじゃん!と、この章だけ明らかに違うじゃん!と、読んでる間はそのことに全く気付かなかったからやっぱ貫井さんすごいわーと興奮したせいもあって尻つぼみというかなんというか、貫井さん丸くなっちゃったのかなぁ・・・なんて思ってしまった。面白かったことは間違いないんだけど。