『仮面ライダー鎧武』第5話「復活!友情のイチゴアームズ!」

ええええええええええ!?大切な弟のことは何から何までぜーーーーーーんぶ『知ってる』んだとばかり思ってたのに、貴虎さん光実がアーマードライダー龍玄になったこと知らないのおおおおおおおおおおおお!?。
知らないどころかシドがそれを知る機会(チャンス)を与えてくれたってのにそれを「お前に任せてるから必要ない」なんてカッコつけて断っちゃってさ、そういや登場シーンでサングラス掛けるのがなんかどんくさかったしw、これは貴虎さんのイメージを修正する必要がありそうだわ。てか仕方ないってか当たり前なんだけど、でもあんな顔であんな話してる二人が後部座席でシートベルトしっかり締めてんの笑っちゃう(笑)。
で、やっぱりシドはユグドラシルの意を受けて戦極ドライバーの流通を行ってんのか。でも誰にどういう形でドライバーを渡すかの判断はシドに「委ねられている」と、そういうことのようだけど、じゃあ貴虎さんが以前本来の持ち主とは違うものの戦極ドライバーの持ち主として紘汰の動向を見てたのはなんだったんだ?。戦極ドライバーを開発したのはユグドラシルで、それは6本(6体)存在しているってことが今回明らかになったけど、“最初の1本”が問題なく出回ったかどうかを一応確認しましたってことなのかな。
あ、違う?。本来であればドライバーは“シドが見込んだ奴”にしか使わせないのに落し物として拾われて本来の持ち主とは違う奴の手に渡ってしまったわけで、つまり紘汰はシドが見込んだ男ではないわけだから、そいつがどんな奴だか見に行ったってな感じなのかなー。
で、手渡された書類を見ずに返すほどシドに委ねてる=シドの見る目を信用しているということならば、愛する弟の手にドライバーがあることを知った貴虎さんは弟がライダーになってしまったショックに加えシドに裏切られてた(絶対貴虎さんはすごい勢いでシドを責めるだろうけど、その時シドは間違いなく「俺は書類を手渡しましたよ?それを見なかったのは貴方だ」とクールに言い放つよね。そしてニヤリと笑う)ショックも受け止めなくちゃならないのかー。いやあ・・・みっともないことになりそうだなー貴虎さんw(ちょうたのしみw)。
さらに今回明らかになったこととしては、えーっとヘルヘイムの森だっけ?インベスがいてロックシードが生ってるあの森はユグドラシルが作ったというわけではなく、ユグドラシルは森の謎を『研究』しているのだと。バイクレースで戒斗さんとともに森に入った紘汰が見たのは森で研究活動を行ってたユグドラシルの社員で、貴虎さんは森の中でインベスから社員たちを守るために自らメロンになってたと、そういうことなわけか。つまり戦極ドライバーはインベスと戦うために(インベスから社員を守るために)開発されたと、インベスの森ありきの話、ってことなのか。
でも貴虎さん(ユグドラシル)からすると6本の戦極ドライバーの持ち主は『モルモット』であるらしい。
戦極ドライバーを起動(活用)するためにロックシードを必要とすること、そのロックシードを使ってインベスゲームが行われていること、それらはみんなユグドラシルによるヘルヘイムの森の謎を解くための計画の一環ということなんだろうけど、6体のモルモットを使って何をどうしようとしてるのか、モルモットたちが戦うことが謎の解明にどう繋がるのか、現時点ではまだ全く見えないもののダンスとインベスゲームの関係はなんとなく解った気がする。
多分、元々ダンスチーム同士の小競り合いみたいなものはあったんじゃないかな。以前弓削っちがインベスゲームのことを“実際に喧嘩して怪我するよりはマシ”と言ってた記憶があるんだけど、もしかしたらインベスゲーム以前はそういうことがあったのかもしれないよね。ダンス勝負っつっても踊ってる当人たちじゃ勝敗を決められるわけがないし、観客に決めてもらうといっても最終的には「好み」という主観的な判断になってしまうだろうからやっぱり双方納得のいく勝敗ってのは決められず、結局腕力勝負的なことになってたのではないかなと。そこへユグドラシルが「インベスゲーム」を持ちこんだ。きっとこれで戦えば怪我することはないし勝ち負けも明白だからとかなんとか言って。そもそも踊るのになんでステージ争いする必要があんの?とは思うけど、そこはホラ、番組概要で「ユグドラシルという巨大企業の城下町ゆえの閉塞感からくる鬱屈をダンスで晴らす若者たち」とかなんとかってな説明があったじゃないですか。若者たちは鬱屈してんだよ。ミッチ以外は毎日働きもせずダラダラしたりダンスしたりしてるだけにしか見えないけど溜まりまくってんだよ。全然そうは見えないけど!。それを最初は踊ることで発散できてたんだろうけど、そのうちその状況にもまた鬱屈していき小競り合いからインベスゲームに、そしてアーマードライダー同士の戦いへと発展していったのだーってことかと。それ暴走族とかチンピラ同士の抗争とどう違うの?とか考えないかんがえない><。
ユグドラシルが研究のために欲してるのはその「争う」という行為なのかなー。正確に言えば紘汰を脅した貴虎さんの言葉からして『ユグドラシルが用意した舞台の中でロックシードを使っての争い』。それをするためならばチンピラの抗争だって別に構わないんだろうけど、沢芽市そのものがユグドラシルの用意した『箱庭』なわけでその中でユグドラシルは“ダンスチームの場所取り争い”を “設定”として作ったと考えればまぁぼんやりとだけど理解はできる・・・かなーと。
さらにもっと想像を逞しくするならば、戒斗さんのあの過剰に好戦的な言動、勝利や力や強さに対する過激すぎる持論はユグドラシルによって齎された「争う」という行為の影響、インベスゲームの副作用のようなものなのかなと。そうでもなけりゃたかがダンスチームのリーダーのくせに「弱者を支配する(したい)」なんて考えるような人間である理由がわかんないもん。そのうち戒斗さんの背景が描かれるにしても、勝利とは奪いとるものであり力=強さを持つ者は弱者を支配してナンボなどという考えを先天的というか、例えば幼少時代に親に何かがあって不幸な少年時代をおくる中で培われた持論だとか、そういうことならばダンスチームなんぞではなくそれこそユグドラシルにでも入社して上目指すべきだと思うわけでさ、インベスゲームで分かりやすい「強さ」を手にしてしまったがゆえにこんな兄ちゃんになっちゃった・・・ってことなら分からんでもないかなーと。
で、今回ミッチがさすがのクラストップの知能を活かして沢芽市における現在のダンスチーム勢力事情を説明してたけど、既に数チームがバロン傘下に入り今日も2チームがそれに加わったことで半数以上、ミッチが説明に使った図(この各チームのエンブレムマグネット、ダンスチームのインベスバトルがネットで大人気☆みたいだからグッズとして作られてるものかもだけどみんなに説明するためにミッチが夜なべして作ったと思うほうがときめくのでそっちで!)を見る限りではバロン以下7チームがバロン連合になったと。で、どうやら沢芽市には東西南北を名前にもつ4つのステージがあるらしく、バロン連合がホームとしているのは「北のステージ」。で、東のステージは2チームが使用し、南と西に至ってはそれぞれ1チームしか使ってないみたいだけど(鎧武は西ステージ?)、住み分けできてんじゃんと(笑)。
バロンが何をするつもりで連合なんぞ作って他チームを傘下に入れたのかと思ったら上手いヤツ引き抜いてバックダンサーにするってなことらしいけど、それ自体は自由ってか、確かバロンって観客から「インベスゲームは強いかもだけどダンスは鎧武の方が上(好み)」とか言われてたよね?。だからバックダンサー増やすことでダンスレベルの底上げ・・・するつもりならそれもいいんじゃん?と思うわけで(各チーム選抜によるバックダンサーの方が上手いじゃんってことになりそうだけど^^)、そんで北のステージで好きなだけ踊ればいいって話じゃねーの?。
まぁ戒斗さんは力が混沌としてる様・・・ってより弱者どもが強者である自分(たち)と同じ土俵(ステージ)で幅利かせてるのが気に入らないから誰が強者かハッキリさせたいってことらしいんで(と同時に大人しくしてるなら弱者の存在を認めなくはないと)、要するに東だろうか南だろうが西だろうが弱者がステージに立つのは認めねえってことなんだろうからなんだかんだで喧嘩売るんだろうけどさー。
で、現状がそういう状況であることをミッチに聞いた鎧武メンバーは「バロンの傘下に入っちゃえばいいんじゃね?そしたら戦わなくて済むし平和じゃん♪」と暢気に言うわけですよ。納得の意見よね?。でも傘下に入ると上手いやつだけバックダンサーにさせられると。それはいやだと。それもまぁ気持ちとしては理解できる。
つまり『その程度の話』ってことなんだよね?。
上手いヤツだけバックダンサーにさせられて残りの雑魚は踊らせてもらえない?から自分たちの「居場所」を守らなきゃならないってんでチーム同士で争ってるとはいえ大半のメンバーは争わなくて済むならバロン連合に入ることに拒否反応を示さないどころかむしろそうすればいいのではないか?とすら思ってると。大半のメンバーにとってこの争いってのは『その程度』なんだよ。舞が“紘汰はいつも無茶しすぎ。でもミッチなら頭いいから大丈夫。あたしもミッチも本気でダンスやってるから居場所を守るために戦う覚悟が出来てる。自分のために自分の都合で。だからミッチのことは素直に応援できる。でも紘汰は自分を犠牲にしてるから無理。もう戦わないで”ってすいません言ってることの意味がよく分かりませんってな独自理論を展開してたけど、舞のいう『戦う覚悟』ってのはその程度の話に対する覚悟なんだよね。
でもそれは正しい・・・という表現は的確ではないかもだけど、それでいいんだと思うんです。舞や、現時点での戒斗さんや城之内や初瀬ちゃんは実際その程度の話に熱くなってる状態なわけで、それはまぁ人間誰しも通る青春という時間(笑)だと思えば理解できます。まぁそんなに踊りたけりゃ隣の市に行けばいいだろってな話だけど、どうしても“自分たちの居場所(ステージ)”じゃなきゃダメなんだ、それが青春ってものなんだと、それで納得してやらなくもないです。
でも紘汰はそうじゃないわけじゃん?。紘汰がミッチのことをなんで止めなかったんだ!?と舞を責めたのは比喩でもなんでもなくガチで「命に関わる」かもしれないからなわけでしょ?。舞の言う「覚悟」と紘汰の言う「覚悟」との間にはとてつもない差ってかズレがあるのに、なんでそのまま話が進んじゃうのかと。部屋の隅で体育座りで頭抱えて「殺される・・・」ってビビりまくる紘汰の姿を見てもなお「私達は覚悟してるから大丈夫」と言う舞やミッチが戦極ドライバーでアーマードライダーとなって戦うことの危険性を『解ってない』のは紘汰から見れば明らかなわけじゃん?。だったらそこをなんとしてでも解らせろよと。そうするのがお前の『責任』じゃないのかと思うんだけど。なのになんでそのズレを直さないまま(直そうとしないまま)話が進んじゃうの?。それが今わたしが抱えてる違和感の最大の理由だと思うのよね。


バロンさん&インベス2体にボコられまくりながらもミッチは「負けられない。紘汰さんが、舞さんが見てる」と逃げようとしない。
ミッチが逃げないのは「紘汰が見てるからだよ。ミッチは紘汰に憧れて励まされて、だから強くなろうとしてるのに、紘汰の前で弱音は吐けない」と舞は言う。
いやいやむしろミッチが逃げないのは紘汰よりもアンタが見てるからだって!というツッコミは置いといて(認めたくないしw)、そこで紘汰は「俺がアイツを強くした・・・」と考えだしました。
そして何をどう考えたのかあれほどもう変身して戦うことは出来ないとブルって手放したベルトを寄越せと、「今度こそ俺のためだ。俺は俺自身の為に戦う。そのための力が欲しい」と宣言します。
そんな紘汰をミッチは「ダメだ紘汰さん!あなたにはもう戦う理由なんてない!」と必死で制止しますが、紘汰は「あのベルトは俺しか使えない。俺にしか出来ないことをやり遂げるための力、俺はそいつを引き受ける。そいつがきっと大人がよく言う、責任ってやつだ」と言って再びオレンジを被るのであった。


・・・え?ちょっとまってわからない。いきなり「大人がよく言う、責任ってやつだ」とか言われてもわたしには何がどうなってそういう結論に達したのかサッパリわかんないんですけど。
ミッチがアーマードライダーになった理由は“舞さんのため”だよね?。リーダー不在の鎧武を守ろうとしてる舞さんを助けたい、舞さんの役に立ちたい、そして振り向いてもらいたいってことなわけでしょ?。
その背景にあるのはユグドラシル幹部の息子として決められた道を歩くことを、そのために全力で努力しそれ以外のことは無駄なものとして捨てることを義務付けられていることがあって、そんな自分にとって唯一自分らしく自由でいられる場所=鎧武の象徴が舞さんってことなんだと思うのね。そして敷かれたレールの上を歩くしかない自分に対し、紘汰は自分の意思で、自分の力で生きる自由の象徴のように見えてるんじゃないかなと。だからミッチは(視聴者には全く理解できないけど)紘汰に憧れているのだと。
でもそれ(ミッチがユグドラシル幹部の呉島何某の息子であること)紘汰たちって知らないんじゃないの?。
好きな女と憧れの男の前で逃げるわけにはいかないというミッチの男の子魂ってのは、そこいらへんの事情が分かってなきゃ意味がないってか伝わんないと思うんだけどなぁ。それなのに「責任」なんて言われてもほんと何がどうなってそうなった??としか思えない。つーかバイトも満足に出来ないお前が「大人の言う」とか言うんじゃねーよと。
「貴様らはこのベルトを持て余している。力を示し、弱者を支配する。強さを求める意思がない」といつもながら厨二全開!!!の戒斗さんと戦いながらの
『違う!強さは力の証明なんかじゃない!強いヤツの背中を見つめていれば、心砕けたヤツだってもう一度立ち上がることができる。誰かを励まし、勇気を与える力、それが本当の強さだ』
に至ってはウルトラポカーーーーーーーーーーンですよね。
これって「心砕けたヤツ」ってのは自分のことなんだよね?。部屋の隅っこで体育座りで頭抱えて「殺される怖いもう無理・・・」ってブルブル震えてた自分のことなんだよね?。
となると「強いヤツ」ってのはミッチのことだよね。ミッチの背中をみつめたことで、励まされ勇気をもらったと。『それが本当の強さだ(と俺は思う)』ってのはいいよ。
でもそれと「大人の言う責任ってやつ」とは繋がらなくねーか?。
ていうかお前が心砕けたのは白いアーマードライダーにガチで殺されそうになったからだろ?。インベスゲームという枠の外には遊びじゃない本気の殺し合いがあると知ってしまったから変身したくないっつってたわけだろ?。それがなんでミッチの背中を見たことでもう一度立ち上がろうと思えるんだと。ミッチは何も知らないんだよ?。ミッチが戦ってんのはインベスゲームの枠内での話でありその理由は好きな女にいいとこ見せたいからなんだよ?。それを理解してるはずなのに、なぜこういうことになるのかと。
インベスゲームの枠外にある戦いを、その恐怖を知らないとはいえそんな世界に飛び込んでしまうほどミッチを強くしたのは自分だと、だから自分にはミッチの前に立ち強い背中を見せ続ける責任があるんだと、紘汰の脳内ではそういう流れがあったのかなーとは思ってみたけど、そもそも責任とかそういうことじゃなくってさ、3対1でボコられてるミッチを助けたいと、変身とかもうしたくないけど変身しなきゃ助けらんないから変身する!ってんでいいのになーと、殺されるかもしれない恐怖よりもミッチを助けたいという思いが勝ったってんでいいのになーと。どうしても責任云々言いたいならその後で言えばいいのになーと、わたしはそう思う。


今回一番漲ったのは喧嘩売りにきたバロンさんに腰抜け呼ばわりされてのミッチのこの台詞
「あんたごときが、紘汰さんを笑うんじゃない」
ミッチどんだけ紘汰さんが好きなんだよ!!!。紘汰さんを笑われたからバロンの挑発に乗るも3対がかりでボッコボコにされるとかもうミッチだめっ子可愛すぎてやばいやばいよおおお!。
ていうかこれまでは自称策士の眼鏡男子・城之内(眼鏡取ったらさらにイケメン!!!これはポイント高し!!!)に押され気味だったけど、フルーツパフェもぐもぐ喰いながら「(ロックシードくれ放題とか)連合チームってのも悪くないな」と笑顔で言うも「それってペット扱いされてるだけじゃん?」と言われて「なんと!ふざけんな!」ってなんもわかってなかった初瀬ちゃんアホ可愛い(笑)。いままで城之内>初瀬だったけどこれで一気には城之内<初瀬になったわ(笑)。
って、
「2対1はさすがにまずいっしょ、リーダー?(バロンをチロリ見やる)見損なってもらっちゃこまるねぇ。俺達もそうそう捨てたもんじゃないんだよ」
戦極ドライバーびしいっ!!
「男子三日会わざれば刮目して見よ、ってな!」
えええええええ!???おまえらも変身すんのかよおおおおおおおおおおお!?????
って、どんぐりに松ぼっくりてwwwww。フルーツモチーフどこいったwww。
つーかなにこの戦極ドライバーの安売り感(笑)。
でもまぁこれからモルモットとして戦わせるつもりなんだろうからそら各チームのリーダークラスにベルト渡されるのは当然っちゃ当然ですよねと思ったら、オカマて・・・このオカマなんだよ・・・・・・・・・
と思ったらメタルさんて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
聞いてない!!メタルさんがドリアンライダー(え?)になるとか聞いてない!!!!!!
ていうかちがうよ!メタルさんキャスティングするならもっとハードゲイっぽいのをだな!!!(朝番組です)(子供番組です)。