『雲の階段』第9話

そもそもの始まりは「手先が器用」「手が綺麗」ってことだったのに、優秀な医者(野上先生)や優秀な看護師(看護師長)が一目置くほどの医療知識に医療技術、それから医者としての心構えであり理想をしっかり持ってるってところまではまぁいいとしても高度救命センターの計画立案から設計に現場監督と、あまりにも万能すぎてさすがにちょっとついていけないってか、これだけ“出来る”くせになんでまともに生きてこれなかったの??と不思議でならないわ。つーかお前別に『救命』の経験そないないやろとw。救命舐めんなとw。
って、どうせ墜ちるなら出来るだけ高いところから墜ちたいとかとんだドMですよこの人!!!。
そうかぁ・・・ドMかぁ・・・・・・。ならこれまでの人生選択を迫られる場面でいつも間違った方を選択してきたってことか・・・。なぜならばドMだから(←超共感w)。
そんで亜希子とお腹の中の子供の命を救ったところで逮捕ってな展開になるのでしょうが、あれって改築?してる救命センターの外壁に沿って組まれてる足場が倒れ理事長と亜希子がその下敷きになった(+他にも数人が巻き込まれた)ってな事故なんだよね?。病院の周囲をマスコミが取り囲んでるだろうになんで理事長と亜希子はノコノコ外を歩いてたのだろうか。原作は交通事故らしいけど、記事を見て病院に駆けつけようとした理事長と亜希子が乗った車が事故ったってことでいいと思うんだけど。だって世間的にはあれだけの大事故(なんだよね?)起こしたら副院長が無免許とかどうでもよくね?^^。それを含めて病院の管理体制を追及されるだろうし、ここまでいくと副院長個人ではなく病院に非難の矛先は向かうよねぇ。まぁそれが判ったからこそ事務長は名札を投げ捨てたってことなんだろうけど、ラス前にして話が一気に大雑把になってしまった感は否めないなぁ。三郎が残された時間を掛けて造り上げようとした高度救命センター=墜ちるために造り上げたより高い階段が文字通り一瞬にして崩れてしまった・・・ってなことを描いてはいるのでしょうが、三郎の提案に理事長がゴーを出したことや院長が別れ方ミスったせいで足元掬われたことも含めさすがに展開が粗すぎてなー。
ていうか三郎が仕事してるのを明子がちょいちょい覘いてたけどあの部屋別に三郎専属ってわけじゃないんだからノックぐらいしろよと思いました(笑)。
しかし三郎が無資格医だと発覚したことで最もショック受けてるのは野上先生だと思うんだけど、それでも三郎を求める(意味深w)野上先生のピュアさに全力でときめいた!!。
これで田坂総合病院がどうなるのかわかんないけど、でもこの規模の病院を潰すとなると困る患者も大勢いるだろうから、無資格で医療行為を行ってた副院長は個人としてその罪を背負い、事故を起こした責任は病院として負い、世間的には院長と理事長が辞職することで決着・・・ってなことになるんじゃないかなぁ。
で、そこで野上先生ですよ!!。元々娘と結婚させて跡継ぎにしようと思ってたわけだし、こんなことになっても一人だけ逃げずに留まってくれたわけだし、もうこれ長女ではなく裏があるのだとばかり思ってたのに普通にいい娘だったっぽい次女と結婚させて野上総合病院にするべきなのではないかと!!。あそこまで工事しちゃったら救命センターだって稼働すべきだろうし、“ずっと考えていたけど言い出せなかった夢”(救命センターが夢だったと言うわりには受け入れ要請に対し断りを入れる時にまったく躊躇がなかったように思えるのはわたしの気のせいだとしてw)も叶って万々歳じゃん。野上先生にはそれぐらいの棚ボタラッキーが訪れてもいいと思うの。多分だれも文句言わないって!w。