- 作者: 福澤徹三
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/03/01
- メディア: 単行本
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いや、結末だけみればまぁ感動作と言えなくもないです。これを贖罪であり救いと受け止められる人にとっては感動的なラストシーンと言えるとは思います。
でも私には無理。宝くじの高額当選した人が軒並み不幸になっている(らしい)ことから分かるように、思わぬ大金ってのは人生を変えるんですよ。多くは悪いほうに。そう考えたらのんびり感動なんてしてられない。ていうかこのラストシーンの前に登場人物ほぼ全滅ですからね(笑)。帯だけ見たら絶対誰もこんな話になるだなんて思わないって(笑)。
福澤さんのこういうところ、好きです(笑)。