『サマーレスキュー 〜天空の診療所〜』第5話

ちょ!!!!!!!戸次ってばあの病院の勤務医かと思ってたのに御曹司で跡継ぎだってか!なんと!!。
結 婚 し て く だ さ い っ !!!!!。
周囲の病院を買収しまくり地域(と言っても神奈川県)医療の中心を担おうとする大病院の息子でありながら激務とされるERで働き、自分の医師としての腕がさほどよくはないことを素直に認め、その上で地域医療に貢献することが自分のできることすべきことだという明確なビジョンを持っていて、それでいて結婚したって病院経営への実益(メリット)はないとしか思えない愛想の欠片もないただの看護師との結婚を望むだなんて最高じゃねーの。
ロビーで買収する病院の人間にロビーの椅子をもっとよくして高級感を出したほうがいいだのと貧乏人はお断り的なことを言ってたじゃんって?
バッカ、あれはあの人間の病院が立地とか診療科目とかもろもろを考えるに“そういう病院”にしたほうがいいからと判断したからに決まってんだろ。
結論:不束者ではありますが全力で支えますからわたしと結婚してください。


てかさー、山の診療所の存続がピンチ!ってのは絶対にあるとは思ってたけど、その理由がコスト問題ではなく慢性的な医師・看護師不足だからってのは驚いた。まぁ当然金の問題もあるにはあるんだろうけど、本当に人材不足を理由とするならばたかだか夏の間の何ヶ月間か医者が1人いないからって、診療所潰してその医者を呼び戻したからって、大差ねーだろとしか思えん。むかいり先生のように優秀な医者だったらそりゃ一騎当千的な存在なんだろうけどさ、そうじゃない医者もいるわけじゃん。やれることといったら応急処置程度とはいえ医療行為を行うために医者がいる必要があるってんなら研修医を行かせたっていいわけじゃん(まぁそれはわたしには受け入れ難かった時任の「患者は医療機器を求めてくるんじゃなくて医者に会いにくるんだ」ってな発言で却下されるんだろうけど)。
でもこういう理由をもってきた。このドラマのスタンスとしては松重さんも戸次も患者は二の次で金儲けしか頭がない経営>>>医療の人というわけではなく、『医療』をよくしようと考えてのことなわけで、ただオノマチとは見えてる『医療』の世界が違うってことなんだろうね。オノマチが拘ってる5歳児の件にしたって戸次は受け入れられるのに利己的とか保身とかそういう理由でもって受け入れなかったわけじゃなく、実際に手が離せない状態だったわけで、しかも自分の腕がそんなによくはないことを自覚しているのならばここで“とりあえず”受け入れるよりも別の病院に搬送したほうがいいと判断した結果だろう。その判断は責められるようなものではないとわたしは思う。
つまりそういう意味での“悪人”はいないドラマなんだ。松重さんと戸次は云わばマクロな視点で医療を考えていて、オノマチはミクロな視点で見ていると。それは立場を考えれば当然のことなわけで、その違い、そのズレを受け入れられないってんならそれはもう仕方がないことだよね。
なので戸次はそんな女のことはさっさと忘れてわたしと結婚してください。



ていうかえ?なにその星の石!???。そんなもんが落っこちてる山とか怖い!。どう見ても地球の鉱物じゃないと思うのソレ!。
ていうかその石テレビ局あたりに売れば診療所と山小屋の数年分の運営費余裕で賄えるんじゃ・・・?。