『サマーレスキュー 〜天空の診療所〜』第9話

27票だっけ?時間の無駄だったとしか言いようがない「臨時総会」の結果にも笑ったけど、最終的にこれかつて自分たちがルール違反をしたせいで遥の母親を殺してしまったからおやっさんだけは助けるぜ!ってな話になるわけ?。もはや山関係ねー(笑)。確かにおやっさんは手術を要するんだろうし難しい手術だから管轄の病院では出来ないと結局それができる病院に搬送されるならば最初から直接東京の病院に運んだ方がいいんだろうけどさ、長野から東京まで1時間半のヘリ移動なんて普通はありえないよねぇ?。その間本当に緊急搬送が必要な患者が出たらどうすんだっての。なぜそれが可能なのか、なぜそこまでのごり押しが通るのかっつったらおやっさんと倉木先生の間に『個人的な交流』があるからで、つまりそれってかなりの「特例」「特別扱い」だよねぇ?。しかも自覚症状あるくせに一人でふらふらあんなところに出向くとか自業自得な面もあるしさー。
てかここでおやっさんを助けられたとしたら、それは「ヘリ」で「東京の病院に緊急搬送」して速水先生と倉木先生という「高い技術をもつ医師」が「最高の設備」を使って手術を行ったからで、それは裏を返せば結局のところ「山の診療所じゃおやっさんを助けることはできなかった」ってことに繋がらね?。医者がいたってダメなもんはダメだってことにならね??。ほんと何がしたいんだこのドラマ・・・。
つーかさぁ、法律?的なことはよく分からないんだけど、あの山の診療所は“大学病院の出張所”でなければ営業ってか運営はできないわけ?。結局のところ“診療所に医師が常駐していなければならない”ってのがどっちの意味でも鍵ってかネックなんじゃないかと思うんだよね。医師がいれば遥の母親は助かった(かもしれない)し、大学病院側はただでさえ医師不足なのに山に貴重な人材を送る余裕はないと言ってるわけでしょ。だったら大学病院とは切り離して夏の間あそこに常駐してくれる医師を探せばいいんじゃねーの?。まぁ倉木先生たちがボランティアとして、つまり無償で引き受けているからこそ運営できてるんであって仕事として医師が常駐するとなると当然ある程度の収入(報酬)が必要になるからそれはちょっと難しいってことかもだけど、そんだけ熱意あんなら倉木先生か速水先生が思い切って大学辞めて常駐すりゃいいんじゃねーの?と思っちゃうよねぇ。だって小池姐さんは今は倉木先生の紹介で明慶に勤めてるけど診療所にいた時は明慶の職員でもなんでもないフリー的な立場だったわけっしょ?。それと同じことを倉木先生か速水先生がやればいいだけなんじゃねーの?と。でも二人揃ってそれはできないわけっしょ?。きっと大学病院にも自分を必要としてる患者がいるからとかなんとか言うだろうけど、わたしには勤務医という立場は守りつつ業務の延長線上にある息抜きスポットをキープしておきたいだけとしか見えないんですけど。
・・・・・・とか言いつつ最終回まで付き合うわたしこそいったいなんなんだろうか(笑)。暇人です(笑)。