『サマーレスキュー 〜天空の診療所〜』第2話

行方不明の女の名前を連呼するむかいりに「山を舐めるな」が口癖の山のベテラン(なんだよねー?)オノマチが「返事したくても声を出せない状況かもしれないから気配を探れ」と言った次の瞬間その父親である笹野さんがおもきし女の名前を連呼しててクッソワロタ(笑)。
なんかさー、山小屋の人間(ていうかオノマチ)も登山客もやたらめったらギスギスしててさー、せっかくの雄大な景色も台無しっつーか、いやーな気持ちになるんですけどなんなのこれ。
てか行方不明の女はなんであんな崖下に落下してたの・・・。待ってろって言われたのに待ってなかった理由を言わせろよと。もっと言えば別に登山が好きそうにも見えないこれぐらいの年齢の女が1人でこのツアーに参加してる理由を描き、それが体調が悪いにも関わらず登山を続けようとした理由、そして大人しくその場で待たずに落下してしまった理由に繋げてこそのドラマじゃないんですかーと思うんだけど、そうはならないのが秦クオリティ・・・。
初回はヘタレ全開だったものの今回は機転を利かし夕陽が沈むまでの僅かな時間でオペをやってのけて本領発揮!のむかいり先生ですが、せっかくみんなにその技術を認められそうになったものの急遽戻らなければならなくなりましたと。与えられた任務期間を全うせずに下山するとか無責任ですねせめて変わりの医者がくるまで診療所に待機しててくださいというオノマチの言い分はこれまた正論ですし、いつ母親の病状が悪化してもおかしくないので一刻も早く戻りたいんですなむかいり先生の気持ちもわかります。だったらそう言えばいいんじゃないの?と。
患者がいて明日の様子を見て下山できるか判断するっつったのに理由も説明せずに夜明けとともに下山するってのは「無責任」と言われて当然だし、でも唯一の肉親が一刻を争う状態だったら一応処置も済んでることだし山に慣れてる二朗さん先生が朝イチで登ってきてくれるわけだから二朗さんを待って判断してもらえばいいのかもしれない。そこいらへんは話せば歩み寄れる話じゃない?。
ていうか例えそういう事情であったとしても、それでも変わりの医者が来るまで待機しておく必要がある、それもまたこういう局地?僻地?医療の現実なんじゃないの?それを描いてこそなんじゃないのかと。なのになんでそうしないのか謎すぎる。
つーか一番謎だったのは市販の鎮痛剤程度しかないはずなのに局所麻酔は常備してあって、でもライトは懐中電灯レベルしかないってこと。この診療所の設備を揃える判断基準がマジわかんねー!(笑)。