『仮面ライダーフォーゼ』第26話「有・終・輪・舞」

うん、まぁ・・・なんだ、あ、あれだよあれ、夏のギャグ回だと思えばね、うん、だいじょぶだいじょぶ。
と必死で自分に言い聞かせてはみましたが、それでもやっぱりどうしても納得いかないことがひとつ。


校長のスピーチないってどういうことよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?


まぁ屋上でのコソ練は見せるのにビシっと決めた本番はOAされないってのは校長らしい扱いではあるけどさー、せめて正装校長だけでも見せろよクソクソッ。


つーか弦太朗は眼鏡っ子をプロムに誘えばよかったんじゃないかなーと。新聞部員(最後の1年間?は部長)として天高のいろんな面を伝えてきて、その影響力というか、自分の書いたものが天高の空気を左右する的な、自分にはそれだけの力がある的な、“もの書き”にありがちなそういう勘違いが高じてゾディアーツ化しちゃったってことなんだろうけどさ、でも結局のところ眼鏡っ子は天高が好きなんだろ。学校が好きなのか学校内で自分が発動できる力が好きなのかは微妙なところだけど、それでも好きは好きなんだと思う。だから卒業したくないと愚図ってたわけっしょ。その気持ちを理解してやらなくていいのかなーと。疑われ裏切られたことで弦太朗に反発ってか諦念ってか、そんな感じだった律子さんたちが卒業式すらでなかったのに「弦太朗にあそこまで言われちゃ出るしかない」なんつってプロムに参加してたけどさ、元スイッチャーたちを“説得”するんだったら今現在進行形で行動を起こしてる眼鏡っ子も説得しろよと。眼鏡っ子の気持ちを弦太朗はどう考えてんの?と思ったんだけど。思うに弦太朗がリーゼント下ろしてバリっと決めて「俺とプロムで踊ってくれねーか?」とテレながら誘えばあの眼鏡っ子プロム最高―――――!ってなったと思うぜ?(笑)。


「俺のプロムはここまでだ。弦太朗たちが今戦っているんだよ、ゾディアーツと。俺たちのプロムを守るために。俺も行って来る
(美羽「でもっ・・・引退した私たちの居場所なんてもう・・・」)
フッ、ないならこじあけるさ。俺はまだ天高を平和にしてない。あいつらだけに任せておけるか(キラーーーン☆)」
キング大文字さんちょうカッコイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
好きな女の笑顔が見たいと別の男に女を託し、そのくせその笑顔は見ずに(見てられなくて)背を向ける大文字さんまじまじ漢!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


そして飛び出してった大文字さんと部長を見て「なんだいあいつら」と呆れる律子さんの隣でニッコリ見送る流星さん素敵素敵すてきいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!!!!
このイケメンまじイケメンすぎてシャレにならなくなってきた(笑)。


でも一番ときめいたのは律子さんたちを書いた新聞をベリっと剥がし
「これはでたらめだ。怪物は鵜坂律子たち三人とは、関係ない(キリッ」
と言ってのけ(これ弦太朗の役目じゃないの・・・?)、そして大文字さんと弦太朗のビシガシグッグに美羽と踊ってやってくれからのダンスの間中ボッケーーーーーーーーっと突っ立ってるだけの賢吾さんでした(笑)。みんなヒューヒュー盛り上がってるのにボーっと立ってるだけで、隣のユウキにドンっと身体ぶつけられた瞬間顔引き攣らせてたけど、本来の賢吾さんならば皮肉じゃないけどここでなんか一言言うと思うんだ。「俺にはダンスに何の意味があるのか分からないが、ま、楽しそうだな」とかなんとか。だけどただ黙って見てることしかできなかった。ていうか『二人の先輩のプロム』にちゃんと立ち会った。これは賢吾さんの成長であり、だけどやっぱり若干おもしろくない・・・・・・っぽい表情をするのもまた成長であり(笑)。
あー来年のプロムで賢吾さんは誰と踊るのかなー(ニヤニヤ)。


そんでもって
弦太朗「チョコビスケット」
全員「キターーーーーーー!」
ユーキ「なんですと!?絵柄が100種類以上!?」
弦太朗「レア絵柄もあるぞ!バトルも」
流星さん「(最前列にカットインしつつ)できるよ」
弦太朗「ちょ!!」
弦太朗「しかも」
女子「おいしそ〜っ♪」
弦太朗「仮面ライダーチョコレート」
全員「明・日・発・売!」
ライダー部キャンワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
流星さんの「できるよ」キャンワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!
こいつら雰囲気はいいんだけどなぁ・・・やっぱ変身したり戦ったりしなきゃいいのかなぁ・・・・・・・(ぶつぶつぶつw)。



「卒業したくない」という理由(動機)で持ち続けていたスイッチを押し怪人になった生徒がいるのに、一方で「卒業したのに部活動からは卒業しない」レギュラーメンバーを描く。わたしには今回この作品が何を描きたかったのかちょっと本気で理解できない。