『仮面ライダーフォーゼ』第17話「流・星・登・場」

深夜の神社でホワチャァってメテオさん・・・下手したら捕まりますよ^^とか思ってたら、
え???「たちばなさん」???????。
番組のコンセプト的には「立花」という字を思い浮かべるべきなのでしょうが、やっぱり「橘」が浮かぶよねぇ?。
ってなわけで、正真正銘イケメンの2号ライダーキタワーーーーーーーーーーーーーーーー!!大文字先輩もいいけどぉー、でも大文字先輩ちょっとバタ臭いっていうかぁー、まぁそんな感じなんでぇー、なので弦ちゃんに釣り合う美形が入ってくれてとりあえずホクホク。
あ、勘違いしないで欲しいのは、弦ちゃんと「釣り合う」のはあくまでも画面内での“見映え”であって展開上は別に釣り合ってくれる必要はないんだからねッ!?美形×美形なんてつまらないだけだから(キッパリ)。
いつの間にかライダー部以外にも友達がたくさん出来ているどころか食堂内でのヒエラルキーすら破壊してる弦太朗さんさすがッス・・・ってのはもうアレとして^^、そんな弦太朗を見る賢吾さんが見るからに“不機嫌”であることに燃えますな!。そして「こんな賢吾みたいなやつに負けんな!」と『こんな』呼ばわりにムッとしたかと思ったら、「今日から俺も、オマエのダチだ!」「お断りだ。馬鹿と付き合うと成績に響く」という弦太朗と賢吾さんをライバル視する眼鏡くんに対し
「如月はただの馬鹿じゃないぞ。地球の引力すら突破する、前人未到の・・・・・・・・・馬鹿だ」
と、俺の方が如月のことを知ってるアピールをする賢吾さん最高。言外で「お前なんかに如月のダチは務まらない」宣言する賢吾さんマジマジ最高。
そんな賢吾さんが司令塔で弦太朗が実行役であることを見て取った流星さんの様子からして、今後は賢吾さんと弦太朗の間を裂こうとする流星さんのターンということになるわけですね超最高っ!!!!!。
とか思ってたら。
流星さんも親友を救うために戦ってる設定きたあああああああああああああ!!!!!。
これは間違いない!これは間違いなくかずきさんの得意キャラ!100%親友に裏切られる未来が待ってる!流星さん風に言うならばそういう「運命(と書いてサダメと読む)」が待ち構えているに違いないわっ!!。
つーか二面キャラであることはともかく初登場回で早々に流星さんの背景及び目的が明かされてビビッたわw。流星さん自己紹介シーンで園田先生が「山田くんの代わりに」とか言い出したもんだから代わりってどういう意味だよ!?と思ったんだけど、交換留学生と聞いてあーそういうことね^^とホッとするも「半年間」と明言したことには意味があるんですよね?。劇中の時間経過、少なくとも季節感としては現実と同じようなんで最後まではいないってことになるのかなと思うわけで、恐らく3クール目のラストか最終クールの前半に流星さんメテオが探すアリエスとの対決(?)があるんだろうし、第一印象通り流星さんがかずきさんの得意キャラであるならば、ようやく見つけたアリエススイッチの保持者は流星さんが誰よりも大切に思っている『ジョー』なのではないだろうか!もしくはやっとの思いで手に入れたアリエススイッチなのに目をさましたジョーが「ありがとう流星」と言いつつ即行プッシュするとか。そんで結局心から血涙を流しつつ大切な人を救うために、大好きな人を守るためにアリエス=ジョーを斬る流星さんとかたまらんぞオイ!!!!!!!←前のめりすぎの人。
てかメテオの変身ポーズかっこいいわー。変身したら成長したスネオ(やまぴー)みたいだけど。
にこやかな顔は仮面で実は皮肉屋さんなのはいいとして、やたら弦太朗の「ダチ」言動に毒づく流星さんは「生徒全員と友達になる」弦太朗とは対極の存在ってことになるんだろうなぁ。ここまで弦太朗の「ダチ」描写がどうにもこうにも一方的に見えるというか、乱暴な表現をしてしまうと“軽い”とか“浅い”とかそんな感じだったのは流星さんとの対比のためなのだろうか。沢山友達がいてその全員のために身体張る(張ろうとする)弦太朗と、たった一人の友達のために戦う流星さんということなのだとすると、なにをもって「友達」とするのか、それぞれの「友達の定義」の話になるとどっちが正しいとか白黒付けられるものではないので落としどころは相当難しいよなぁ。
そうそう、白黒で思い出したけど、ついに弦太朗の学ランは「校則違反ではない」と認定されたわけですが、だったら最初からそう言えばいいと思うんだけどなぁ。弦太朗が何故いつまでたっても天高の制服を着ないのか、何故学ランに拘るのか疑問だったわけで、まぁバッドボーイ=学ランってことなんだろうなと理解はしてるもののそれでもやっぱり疑問は疑問なわけよ。天高の制服はあくまでも「指定服」であって学生らしい格好(学業に適切な格好)であればそれこそ学ラン着てても構わないというならば他にも指定服じゃない生徒がいたっていいだろう。こういう特殊な学校であれば尚更。しかも「指定服」の存在を教師が全く認識してなかったっぽいってどうなんよ?。こんな中途半端な設定説明するぐらいならしないほうがマシじゃね?このまま弦太朗学ランに拘る理由は明かされないまま進んでしまいそうだし。つーか「制服」じゃないならブレザーはまだしもあの真っ赤なコート着てる男子って全員そろってどうかしてる。特に賢吾さん。
あとついでに文句言っちゃうけど“ダチになった流星のために”自分の後ろの席の女子に席移動を頼む弦太朗ってのもモニョったわぁ・・・。あの女子完全に嫌がってたじゃん。イヤってかめんどくさがってただけかもだけど、それでもわたしには“無理やり席移動させた”ようにしか見えなかったよ?。それどころかまるでいじめっこみたいだった。弦太朗の後ろの席の子が交換留学生に選ばれたということじゃダメだったのだろうか。アニメなんかじゃその直前転校生と接触してた主人公の隣が偶然空いてることなんてよくあるじゃん。よくあるどころか定番じゃん。だから弦太朗の後ろの席が空いてて「俺の後ろ空いてるぜ!」で全く問題ないと思うし、むしろその方がいいと思うの。弦太朗の身勝手な行動に「チッ」っと舌打ちする園田先生を見せたかったからかもだけど、その前にみせたじゃん。あれで充分じゃね?。または流星くんと入れ替わりで他校にいった「山田くん」が実はスイッチ保持者で、ライダー部の目の届かないところでスイッチぽちりまくった結果ホロスコープスになって天高に戻ってくるという展開になるのだとして、そのために交換留学生は女子でなく男子にしたいってんなら(弦ちゃんの後ろの席があの女子だってのは背景として残ってるから)、弦太朗に席変わってやってくんね?と頼まれた女子に「いいよー、●●(親友の名前)の隣になれるし♪」的な台詞を言わせればあんな無理やり感はしなかったと思うんだけどなぁ。
それからスイッチャーの“癖”に弦太朗が気付いたのもしっくりこなかった。“友達になるには相手を観察すること”とかなんとか言ってたけど、弦太朗ってそういうタイプかー?。相手の仕草とかそういう表面に出てるものなんかはどーでもよくて、もっと直感的な部分で判断するのが弦太朗だと思ってたんだけど違うんかな。いや、観察してるのはいいんだけど、自分が相手を観察してることに無自覚というか・・・自覚があったとしても「観察してる」ってことを口に出して言うような子じゃないと思ってた・・・というか。てか“観察眼”と言えばむしろ友子だろ。眼鏡くんと食堂で絡んだときに友子は不在だったからその場では気付かないにせよ、映像を見た友子が「この手の動きって、癖なのかな?」→「あれ?こんな手の動きするやつどっかで見たぞ・・・?」→「あいつだ!」ぐらいだったら解るんだけど。多分これは流星さんの二面性に弦太朗だけが(弦太朗が一番先に)気付くための前フリなんだろうけどさ、いちいち後手後手ってか・・・その後の展開の為の種まきが唐突な感じがするんだよねぇ。
あーなんかスイッチ入っちゃったからもっと言うけど、流星さんの心の声も多用しすぎだろ。あそこまで全部喋らせなくても表情の切り替えだけで充分伝わったと思うんだけど。人間だれしも心の中でいろんなこと考えてるもんだけどさ、あまりにも心の声として明らかにしすぎたせいでなんか流星さんお喋りな人みたいになっちゃってるじゃんw。新人が多いからある程度の説明台詞が必要なのはわかるけど、流星さんに関しては明らかに逆効果だったと思うなぁ。演者のレベルに合わせて脚本・・・は執筆時期にもよるだろうから難しいとしても現場レベル(演出)でそこいらへんの調整はできると思うんだけど。


あーまた文句いっぱい垂れちゃった・・・。実際には楽しんで見てはいるんだけど、いざ感想を書こうと思うと次から次へと不満が出てきちゃうのはなんでなんだろ。
とりあえず流星さんのいろんな意味での頑張りに期待します。もちろん賢吾さんもね!。