『仮面ライダーフォーゼ』第34話「天・穴・攻・防」

前回が前回だっただけにこのタイトルには何か深い意味が隠されていたりするのではないのかっ!?とドキドキしながら迎えた修学旅行後編でしたが、天の穴=ザ・ホールを巡る攻防というそのものズバリ以外に意味はなかったようで安心したような物足りないような複雑な気持ちです(笑)。
ていうか今回の主役は誰であろうかんっぜんにダークネビュラ行きかと思われたってのにギリギリのところで『超新星化』を果たし“しぶとさ”を見せた速水校長に他ならないと思うわけで、であればタイトルもそれに因んだものであるべきだろう!!と憤慨したわけですが、でもそれっぽいタイトルだったらこの歓喜の大逆転劇に本気ガッツポーズすることもなかったと思うんで、やっぱり穴攻防でいいですw。
つーかリブラさん超新星すら「持ってなかった」の!?!?それなのにこれまであれだけ偉そうなこと言ってたの!?!?。そ、そりゃあ・・・・・・蟹さんに馬鹿にされても仕方ないかと^^。
てかレオさんも酒は1人で飲むのがルールなところへやってきてテキーラ頼みつつ愚痴愚痴言われたらイラっとするのはわかるけど、一応普通のバーなわけだからそんな大声でそんな物騒な話をしてるとマズイだろうってか他のお客様に迷惑ですので^^
・・・・・・・と思ったら、背後のカップルプロポーズ中でこっち全く気にしてねーwwwwwなんだこの演出w。
そこからのオモテ出ての喧嘩はどこのチンピラかと(笑)。つーか喧嘩にすらなってない一方的にボコられまくりのリブラさんにマジ泣けた><。マント付き幹部と知ってるはずなのに変身すらしてない男子高校生に素手で歯向かわれるリブラさんにマジマジ泣けた><。
そして「ダークネビュラ行きだけは、ご勘弁をー!」と声裏返らせながら懇願する校長はさすがに見事なヘタレ土下座(笑)。「ひいぃっ」って悲鳴とか「ご勘弁を」ってなセリフがこうまで似合うイケメン(元ライダー)はちょっといませんよね!!(満面の笑みで)。リブラさんのゲトった超新星がいろいろと役に立つのかもしれないけど蟹さんの超新星なんかと比べるといかにも地味ってかちまちましてるっぽい『ラプラスの瞳』だってのも、おまけにダークネビュラ行きは「中止」ではなくあくまでも「延期」ってあたりもほんっとホクホクします(笑)。ホロスコープスになれる人材をラプラスの瞳で見つけるだけ見つけさせたところではいお役ゴメンとダークネビュラに送るつもりなんだろうなー理事長。
わたしにとっては速水校長リブラの最期がどれほどみっともないものになるのかってのがフォーゼ視聴モチベの最たるものだったりするのですが、でもこれ下手したら(へたしたら?w)最後まで、理事長や他にいるのだとしたらラスボスが散ってもコソコソ生き残りそうな気がしてきたぞ(笑)。となるとファイナルステージに速水校長が登壇する可能性も出てくるんで、こうなったらプライドかなぐり捨てて生に執着していただきたいです!!。まずは次回超新星持てたからってレオさんに強気のドヤ顔見せる速水校長に期待(笑)。


で、賢吾さんに理事長が自分と江本教授と賢吾さん父はかつて志を同じくした同志だったもののいろいろあって賢吾さんの父は宇宙に散り、それを止めることができなかった理事長と江本教授は出会った場所で年に一度賢吾さん父を偲んでる・・・ようですが、コズミックエナジーの研究を止められなかった結果賢吾さんの父をむざむざ死なせてしまったと賢吾さんに話す理事長の脳内では赤目発動した理事長が賢吾さん父を明らかに殺害していたわけで、つまり理事長の言ってることは真実ではないとして、それを黙って聞いてる江本教授はなんなんだろうなぁ。研究室を訪ねてきた賢吾さんに対する態度、賢吾さん父について語る教授の表情は“嘘をついている”人のソレには見えなかったけど、でもリブラさんによって次々と石碑を破壊されたことで研究対象である京都上空のザ・ホールに明らかな異常が生じているだろうにかつての研究仲間である我望理事長とはそれらしき話をしてる素振りもなく、例年同様賢吾さん父を偲んでるだけっぽかった。これが意味するところは現段階では江本教授は理事長側に立っている、ということなのかなーと判断せざるを得ないんだけど、でも前述の通り賢吾さんへの言動には賢吾さん父とその息子に対する敬愛があるように見えるわけで、とすると江本教授は理事長の赤目ビームによって記憶を改竄されている的な?。“賢吾さんに傘を貸そうとした江本教授”という描写は“わざわざ入れた”とわたしは思うのですが、これは教授の深層心理が表出した行動だったりするのかなー。ここで賢吾さんが傘を断わったことも含め後の展開を暗喩している、とか。
そしてやはりタチバナさん=賢吾さん父かなと。
もはや物語自体にはさしたる興味も残ってなかったんだけど、ちょっと今後が楽しみになったかも。ていうか、せっかく鶴見辰吾山崎一風間トオル姐さんをキャスティングしたんだから、2話(前後編)とまでは言わずとも1話ぐらいはまるっと過去編作ってもいいのよ??。


で、ザ・ホールの影響が天高と京都と二つの場所に及んでて、それを一極化する目的で石碑を壊してたわけだよね?。その影響とやらを単純に50%ずつ分け合ってたんだとして、これが天高100%になることでホロスコープスへの進化が加速する、それが理事長の目的なのかなーと思いながら見てたんだけど、そこいらへん弦太朗たちは理解してんのかしら?。4つの石碑に囲まれた範囲内にザ・ホールの影響が及んでいることと、リブラとレオが石碑の破壊を目論んでることは理解してたけど、その理由ってか目的ってか、石碑が破壊されたら何がどうなるのか理解(予想)した上での行動だったのかなぁと。だって“石碑を守ることが俺の修学旅行だ!”と言いつつ結局全部破壊されて一つも守れなかったのに、その後「最高の笑顔で記念写真」とったりお土産買ったりと普通に楽しんだみたいじゃん?。まーそれは今に始まったことじゃないんだけどさ、でもザ・ホールの一極化ってのは明らかにこれまでと違う局面に突入したわけで、これまでと同じノリってのはどうなんですかねー?とは思っちゃうよねぇ。てか宣言通り石碑を守れたとしても、今回はたまたま“修学旅行”で京都に来てたから守れただけで、弦太朗たちが天高に戻ったあとレオさんに破壊されるかもしれないわけで、「守る」ってのはどこまで先のことを考えたうえでの発言なんですか?と。
逆の見方をすれば4つの石碑の存在を理事長がいつ知ったのかわかりませんが、破壊のために誰かを遣わすにしても障害となる可能性が高いフォーゼが京都にいる時になぜわざわざ破壊を実行したのかと。修学旅行にかこつけてリブラさんの出張手当浮かせようとしたとでも言うんですかとw。京都で撮影するってのがまずありきなのはいいとして、もうちょっとさぁ・・・もうちょっとこう・・・話を練ってはくれないだろうかと願うのは無理な話ですかね?。


修学旅行の話もなぁ・・・・・・・・・言いたかったことってのは弦太朗は自己犠牲なんかしてないし、ダチが悩んでたり苦しんでたりしたら“変身して戦って助ける”のが弦太朗にとっての“普通”なんだってことなんだろうけど、ゆきなが弦太朗のことを「ずっと見てた」ってんなら、だから弦太朗=フォーゼだってことも知ってたってんなら、“1人だけ戦う弦太朗可哀想”だの“普通は逃げるよ”だの言わないと思うの。本当に弦太朗のことが好きならば弦太朗がイヤイヤ戦ってるだなんて思わないだろうし(弦太朗はそんな男じゃないって判るだろうし)、弦太朗“だけ”が1人苛酷な戦いを強いられてるとも思わないはず。だっていつでも周りには愉快な仲間達がいるじゃん。その仲間達とワイワイ楽しくやってるじゃん。怪人との戦いですら部活として“普通の高校生みたいに楽しんでる”のが弦太朗以下ライダー部のやつらだって見てりゃわかんだろ。
だからゆきなに言わせるならば「わたしも弦太朗と一緒に戦いたい」だろ。これまでは賢吾さんたちだけでなくクイーンやキング、ゴスっ娘にチャラ男が弦太朗の周りにいるから言い出せなかったけど、人数が半分になった今こそ「弦太朗のサポートをするのは私の役目」だと、「私が弦太朗を支えるからお前らすっこんでろ」と言わせるべきだったと思うの。で、実際にリブラさんに襲われそうになり、ライダー部の戦いが自分が思ってるような甘っちょろいものではないと身をもって実感し、私じゃ弦太朗のサポートは無理だからせめて友達として見守るねと、そういう話にすべきだったんじゃないかなーと思うんだけど。
まーそうなったらなったで言うほどハードな戦いしてねーじゃんってかライダー部のヤツらがやってることって見物客状態ってだけだからゆきな1人加わっても問題ないんじゃね?と思うだろうけど(笑)。
ていうか今の修学旅行って、こんな完全自由行動状態なの?(←これが一番気になった(笑))。


さて、本題です。


賢「総本山知恩院か・・・石碑はこの辺のはずだが」
流「焦るな、賢吾。お前の計算を信じろ」
賢「賢吾か・・・。歌星くんだったのに、随分変わったなぁ、朔田。それが本来のキミか」
流「ああ。もう余計な芝居をしなくてすむ。これからはゾディアーツの戦いに専念できる。二郎のような人間を、二度と出さないようにするためにな」


賢吾さんから名前呼びのツッコミ入ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
気になってたんだね!やっぱり気になってたんだね賢吾さん!!
別に歌星くん呼びでも戦いに専念するに支障はないだろうに、あえてそこには突っ込まず流してあげる賢吾さんってばやさしいやさしいYA・SA・SI・I !!!。
でも本日最大の見せ場はここではなかった。
ラビットハッチにいる居残り組が通信途中で帰っちゃって「おーい!」とバガミール叩くアナログ流星さんの
『腕をぺちぺち叩いて気を引く賢吾さん』
・・・ってなにこの距離感!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
これ名前呼びどころの話じゃねーぞ!この気心知れてる感なんだよオイ!???????????
でさ、話が前後しちゃったけど、このペチペチ行為って「以前は歌星くんだったのにいまは賢吾呼びですか」発言の『前』にあったことなのね。つまりこの時賢吾さんの中に「歌星くん」→「賢吾」への何がしかの思いがあったということなんです。なのにここではペチペチ。弦太朗の前ではペチペチ。二人っきりになって初めて「賢吾か・・・。歌星くんだったのに、随分変わったなぁ、朔田」発言。自分はあくまでも「朔田」呼びを崩さない賢吾さん。
・・・・・・・・・・・・・・・なんだこれえええええええええええええええええええええええええええええええええ!?!?!?
賢吾さんの流星さんに対する複雑な胸中がわかるようでわからないようでわかるようなわからないような!あああああああああああああっ←興奮しすぎて脳汁ダラダラ
でも。旅行から帰ってお土産披露してる中1人こっそりゆきなと撮った写真を眺めようとする弦太朗に対しては・・・


流「それが約束の写真かぁー。見せろ」(嫉妬全開)
弦「ダメだっ」
流「見せろ」
弦「ダメだっ」
流「見せろ」
その隙に弦太朗の手から写真をヒョイっと奪う賢吾さん
賢「いい笑顔じゃないか、如月」(嫉妬全開)


息ピッタリ(笑)。


なぁ・・・・・・フォーゼって最高だよな?。



知恩院で遭遇したレオさんに背を向けまいと階段気にしつつ必死で後ずさる賢吾さんモエたわー。
髪下ろした状態でゴロゴロする尋常じゃないイケメンレベルの弦太朗と流星さんは浴衣なのに1人だけ持参した部屋着の賢吾さんが賢吾さんらしすぎてワロタw。
ってってなんで露天風呂シーンねーーーーーーーーーーーんだよおおおおおおおおおお!!!修学旅行と来たら女風呂覗きだろうがああああああああああああああああああああ!!!。