『妖怪人間ベム』第4話

ベムベラベロが人間になりたい最大の理由は孤独からの脱却というか、もっと沢山の人と繋がりたいからなんじゃないかと思うのだけど、人間である“おばちゃん”は妖怪たちよりももっと・・・めんどくさい孤独を抱えてて、なんつーか・・・・・・痛いよなぁと。人間になったってそんなにいいことあるわけじゃないよ?って言ってやりたくなるってか多分ベム様たちもそれぐらい分かってるんだろうけど、それでもなりたいんだろうなと思うし、まひるさんのおばちゃんがまたリアルでなぁ・・・・・・。つーかわたしなんてロクな仕事もしてないから生きてきた証すらないわけで、おいおい俺ってばまひるさん以下だぜとどんより・・・・・・・・・的なw。
しかも今回は福くんベロがメインだったんで余計におばちゃんへの気持ちが一途に見えて、だから本当の姿を見たおばちゃんがベロの頭に本気で鈍器振りおろそうとしてたのがおばちゃんの気持ちは分かるけどでも!でもそれベロ君だぜ!?と、やりきれなくてたまんない。そんで夏目に目撃されてどうなるのかと思ったらあくまでもおばちゃんを庇うというかおばちゃんの気持ちを分かってやれるベロの健気さでしょ、ギョウザにもみじの葉っぱで和解でしょ、そんでもってのベム様のギュッと抱きしめてやるキタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア→「なに?ちょっと苦しいよー><堪忍して」→ベラ姐さんもギュってしたあああああああああああああああああああああああ!!という怒涛の展開ですよ・・・・・・もう泣くしかねーだろクッソーーーーーー!。
三人の抱擁が切ないし哀しいんだけどでもなんか温かい気持ちになるんだよね。そしておばちゃんにはこうやってギュッと抱きしめてくれる人がいなかったんだなーとか思ってしまってやっぱり哀しくなってしまう。でもおばちゃんの胸にはしっかりと傷を治すためにばんそこが貼られてて・・・・・・ってここらへんの哀愁感がほんと絶妙すぎてたまらん。心がギュンギュンする。
前回妖怪だとバレても受け入れてくれる平田満の話をして、今回のあんな可愛い子供に孤独を癒してもらいながらも本当の姿は断固として拒絶するまひるさんの話をして、そんでついに夏目バレって展開も上手いなーと思う。もしおばちゃんに受け入れられるところまでは行かずとも受け入れてくれそうな余地があったならば、夏目にバレたという事実に対してこうまでドキドキしないもんね。
ついでにおばちゃん役にガチで詰んでるところまではいかないまひるさんをキャスティングしたところも。これがまじでこの先の人生いいことひとつもなくて待ってるのは孤独死しかないよなってのが明らかなタイプの人だったら切ない通り越して死にたくなるかもしれないもん。・・・ってあれ?泣いてないよ?(笑)。
今回もベム様は萌えの嵐でございました。
夏目にギュッと抱きしめてやるタイプじゃないと言われてしょんぼりしたかと思ったらペットボトルの分別法を「もう一回(教えてもらっても)いいですか?」って前のめるベム様激かわいいいいいいいいいいん!!。
ベロたん不在で静かだからなんか喋れとベラ姐さんに言われると、「・・・・・・」としばし考えた末に「最近寒くなってきたな」ってなにその使えない話題wwwww「もうじき冬だからねぇ・・・って終わっちまったじゃないか!」とノリツッコミも完璧なベラ姐さんの石で磨がれたいかつい爪の垢煎じて飲ませてもらえよw。あーもうこんなんで人間になったら間違いなく性悪女に騙されるよベム様><。
そんでベロたんを心配してどこの姉か妹か、いや母ちゃんか!ってな勢いで見守りながら花瓶探してると見るやあたりをアタフタ見回してワンカップの瓶投げてやるとか超やさしいしー。
そんでもって炎の中飛び込んで取り残された少年に「もう大丈夫だ。だが、少しだけ怖いぞ」→抱きかかえてフライング→「よく頑張ったな」って、耳元でこんな風に囁かれたら漏らすよね・・・。ベム様の吸引力たるや凄まじすぎる。