『妖怪人間ベム』最終話

初めてのコンサートにドキドキしすぎてチケットを手に完全に固まってる三人は超絶かわいいし、座席に並んで座る夏目さんとベム様はどう見ても初めてのデートなカップルです本当に!だしw、憧れてやまない人間を、大切な人たちを、大好きな夏目さんを守るために醜い姿を晒し、銃弾の雨に打たれそして目に涙を浮かべて黙って立ち去るベム様とベラ姐さんとベロたんの美しさといったら!!炎の中に立つ三人の神々しいまでの気高さといったら!!!。
もし自分たちが人間になり寿命というものを迎え死んでしまったら自分の中の悪に負けそうになった人を助けることが出来なくなっちゃうから妖怪でいることを選ぶ・・・かぁ。おぼろげな記憶ではありますが、アニメもこういう感じの終わり方をしてたよね?。なのでそういう意味での驚きはなかったけれど、とてもいい最終回だった。彼らが死ぬためには柄本っちゃんに教えてもらったあの方法を取る必要があるわけだから火事ごときで死ぬわけないとは思うんだけどさ、それでも夏目さんが彼らが暮らした廃船に人間としての彼らの象徴である焼け焦げたハットとヘアバンドと穴の開いたゴーグルを静かに置いた瞬間はもう・・・劇中の夏目さんが抱えているであろう寂しさともう三人とは会えないんだという最終回の寂しさが100%シンクロしちゃってえぐえぐ泣いたし、その後夏目さんのピンチを(この人は最後までとことんヒロインな(笑))「ずっと側にいますから」という言葉の通り颯爽と救い月をバックに夜空を駆ける三人の姿にホッとしながらもでも切な寂しさクライマックスすぎて、ぐううううおおおおおおおおおおおおおおおお(←ボロ泣き)って感じだった(笑)。月の明るさを知った今、これからの三人が生きる「闇」はこれまでとは全く違うものになるんだろうな。
ていうか写真のベム様とベラ姐さんの顔wwwww。“プリントアウト”知らないのに知ってるフリしてベロたんにつっこまれるベム様めったくそ可愛かったよねええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!。
喜怒哀楽すべてが真っ直ぐにいっぱい詰まったいいドラマだったなぁ・・・。三人のみならず夏目や小春という「人間」が自分のなすべきことやりたいことを見つける過程もしっかり描いてたし、夏目家のリビングに三人と一緒に写った写真が飾られていたり博士が杖の研究をしてたり、家出してたえいたろーが三人が一生懸命手伝ったニューハウスに「戻ってきた」事実を見せることで言葉にこそしないけど三人が深く関わった人達が三人のことをちゃんと受け入れてくれたのであろうことが見て取れたり、説明ではなく感じさせる映像というか“余白”のバランスがとてもよくって、ほんといいドラマだったと思う。思い出すといまだに涙滲むもんw。かめたんで妖怪人間ベム実写化って日テレ狂いおったwwwwwwwwwと笑ったあのころに戻りたいよー。
好きなシーン好きな台詞いっぱいあるけど、とにかくベムベラベロが愛おしくて、特にかめたんの麗しさには毎回本気で悶えながら床バンしまくりでした。亀梨和也完全復活!!!!!。アニメ原作のキャラをこうまで大きく改変したのにそれが受け入れられるって結構すごいことだよね?。もちろんかめたん一人の力だなんて言わないけれど、でもかめたんだったからこそこのベム像が受け入れられたのだとわたしは思う。それが一番嬉しかった。これからの亀梨和也がすっごく楽しみ!!(もうクソみたいな恋愛ドラマやらせんなよ!)。