『仮面ライダーオーズ/OOO』第41話「兄妹と救出と映司去る」

本来であればメダル争いにもグリードにもオーズ(自分)にも関わる必要がなかった比奈ちゃんと刑事さん、そしてクスクシエに別れを告げ、一人アンクを助けるべくロストアンクの元へと向かう映司。
・・・を橋の上で腕組んで待ち構える後藤さん!!
「一人で行く気か」
「後藤さん・・・・・・・どうして」
「カンドロイドのデータは、こっちにも転送されるんだ。お前のことだから、一人で動くんじゃないかと思ったしな」
「・・・お見通しですね。でも俺、アンクを助けに行くんです。・・・・・・グリードの。後藤さんにそれを」
「俺はお前を助ける。お前を死なせたら・・・伊達さんに怒られるしな」
「・・・ありがとうございます」
「行こう」
でっかい朝日を背に戦いに赴く二人の戦士!!!

って、このコンビいーじゃねーの!背中合わせが麗しい!!!
W変身キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
後藤さんのメダル投げ落としがさらに進化してるうううううううう!!!


なんだこれ!!超絶カッコイイんだけど!!!こういうの待ってた!!単純上等!!!!。
ていうかやばい後藤さん笑えないレベルでかっこよくなりすぎてて正直ついていけねえ!!!!!。
だって顔つき変わっちゃってんじゃん。自分は何をすべきなのか、何をしたいのか、何が出来るのか、明確なビジョンであり信念があると男はこうまで顔が変わるものなのかと!!。これまでも後藤さんに対して「イケメン」という言葉を何度も使ってまいりましたが、今の後藤さんはマジイケメン。後藤バース変身回が頂点かと思ったらそれをあっさり超えてくるとかなにこのイケメン天井知らず!!!。
でも「伊達さんに怒られる」とか言っちゃうあたりは変わってなくてw、いやーほんっっっっっっっっっとに素晴らしい成長を遂げてくれたよな。
これ里中にサポートを頼まず一人で映司を待っていたのはビジネスではなく友情とか・・・そういう個人的な思いからの行動だってことなんだよね。アンクをあっさりと無用だと言ってのける里中にお前なぁ・・・と言いつつもそれ以上言い返さなかったのは、後藤さんも里中の言うことに一理あるというか、仮にも鴻上ファウンデーションという企業の1社員であるという立場上、アンクの救出は「ビジネス」の範疇を超えているってことは理解してるのだと思う。でも後藤さんはできることならアンクを救いたいんじゃないかな。もちろん映司の身体が心配なのもあるし、なにより映司がオーズとして戦うためにはアンクが必要だってことが分かるから。それはもしかしたら今の後藤さんだからこそ理解できることなんじゃないかな。で、少なくとも映司(オーズ)とは現在も業務提携中であるわけで、つまり映司のサポート(オーズと共闘)をするってのは業務内容の一環であるわけで、そこいらへんのあれやこれやをアンクを助ける→映司を助ける→“伊達さんに怒られるから”ってな一言で納得させた後藤さんってばマジマジかっこいいっつの!!!。
・・・と涙目になりながら震えたってのに背後の超でけえ朝日いらねええええええええええええ!!!w。


今回は映司も良かったわぁ。わたしいまだに映司が何考えてんだか分からなかったりしてるんだけど、
「アンク、比奈ちゃんはお前を助けようとしてくれてるよ。戻ったらお前はまた真吾さんの身体使うかもしれないのに。だから、あの二人にはもう近づかない。ただ・・・お前は助けなきゃな。あの時お前は助けを求めてた。そんなの初めてだよ」
これはさすがにズドンと来た。アンクが初めて自分に「助けを求めた」、だから「助ける」ってのは映司のことが分からないにも関わらず『映司らしい』と思えたというか・・・モヤモヤが一気に晴れた気がしました。その前に刑事さんとの“練習”があったせいで(このタイミングあの状況で亜種フォーム披露を済ませるとはw)アンクがいままでどれほど多大な働きをしてたかってことも良く分かったしね。アンクが映司にメダル投げてよこすアレ、毎回上手いこと渡せるのは“そういうものだから”なんだとばかり思ってたのに、アンクだからあの投擲が可能だったとは。それに、確かに戦闘中にメダルの適性を考える→選ぶ→ケースなりなんなりから取り出す→ベルトにインする なんてやってらんないもんね。それは今回の無様な戦い方で明らか。残り僅かな話数しかないこの時期にこんな理由で戦えなくなるってのはちょっとビックリ。なんだかんだでわたしが思ってた以上に「共に戦い続けてた」んだなぁってな。


で、映司が比奈ちゃんの作った料理を口にした瞬間首傾げてたのは味覚がなくなってきてるからなのかなぁ。アンクはアイス食いまくってるしガメルもお菓子ボリボリしてたりするからグリード自体は味覚があると思うのよね。そう考えると単純に比奈ちゃん(というか刑事さんも美味しそうに食べてたからあの家)の味付けが微妙すぎるから?って線は捨て切れないとは思うけどw、紫のメダルの力が映司からあらゆる感覚を徐々に奪ってる=グリード化が進んでるってことなのかなぁと。これが例えば映司が完全にグリード化することで世界(もしくは手が届く範囲)を救えるってことになると全ての感覚を失くすことを笑って受け入れそうな気がして怖いんだけど、まぁ真木博士の目的ってか具体的に何をどうしたいのかってことが語られてないので分からないけどそこまで大きな話にはならなそうなので(いきなり世界が滅びるなんてことになったらどうしよw)、“欲がない”映司が火野映司として生き続けたいと、そして火野映司として困ってる人を助けたいとかつてのように強く願うことでメダルの力を押さえ込むとか封印するとかそういうラストになるのかなー。


ところで真吾さんはもう大丈夫だってんならとりあえず仕事に戻ったほうが^^みんな心配してると思いますよ^^。
てかメダルの特性を鑑みて「いろいろ試してみよう!」な刑事さんがノリノリすぎてワロタw。アンクを通じて戦いを見知りながら、「そこはそのメダルじゃなくてこっちの方が!」とか思ってたんかなw。