『冬のサクラ』第9話 最終話

妻の不倫相手に「頼む」と託した旦那はともかく、娘の気持ちはどうなるんだろう・・・とモニョる思いが結局最後まで解消されないまま終わってしまった。
山形に出向き手料理振舞えたことはよかったと思うけど、でもあの時点でも琴ちゃんは複雑な想いを抱えたままというか、母親がいなくなるという事実を受け入れられてはいなかったし、ていうか普通最期の瞬間は家族(娘)に側にいて欲しいと思うだろうし、娘だって大好きなママと一秒でも長く一緒にいたいって思うよねぇ?。ずっとママの側にいてあげたくても学校があるから無理なのでしょうが、そもそもそんな遠い所にいるのは萌奈美の“希望”ってだけなわけでさ、萌奈美にしてみりゃ最初から最期まで優先順位は1.琴ちゃん 2.桜(祐さん)でいたつもりかもしれないけど、見てる側からしてみりゃどうみたって1.祐さん 2.琴ちゃんとしか見えないわけで、「娘のために」といいつつ結局自分の欲望を貫いただけの話だったよね・・・と。写真の裏に感謝の気持ちを書くならともかく「愛してます」ってさぁ、自分死ぬっていうのに年下の男捕まえてなに言ってんだろこの人・・・としか思えんぞ。死んで初めてお互いの想いを伝え合うってなんて純愛・・・っ!ってことなんだろうけど、祐さんはいいけど萌奈美はそれを言うべきじゃなかったと思うなぁ。あれじゃあ死んでからも祐さんのこと縛る気マンマンじゃねーかと。


でも確実に罰ゲームだと思ったのにここでも確実に結果残したたけさんだけはマジでよかった。このたけさん見られただけで最後まで付き合う価値がありました。マジでなんなんだろうなぁ・・・この差は・・・・・・。