『軍師官兵衛』第4回「新しき門出」

わたしは中谷教の信者ではありますが、やっぱ中谷様が金子あっくんと若菜の「妹」には見えねーよ。どう見ても馬鹿な弟と妹のフォローをするしっかり者の長女。
さらに言えば初夜に布団を前にして「実は好きな女がいたんだ」と話す官兵衛の回想内でのその女が光さんに比べるとさすがに若い女だし、信者だけに複雑すぎる。
でも木登りだのお転婆姫様だのってな出会いのシチュエーションこそよく言えば定番悪く言えば見飽きたものではあったものの、なんだかわかんない赤い実がついた枝だったけど「これで仲直り」と差し出す官兵衛様のスマートさにはそら頬染めちゃうわなと!こら一撃だなと!!。
それだけに光さんが“木登りのあの人”が兄が目の仇にしてる「官兵衛」で、その官兵衛様と姉との結婚話が進められ、でも姉も兄も官兵衛様を蛇蝎のごとく嫌い泣くほど嫌がっていて・・・ってなアレコレに対し何ら反応を示してなかった(示すような描写がなかった)のが不可解。そんな人とは思えないとは言ってたけど、木登り騒動のときから気になっていたと言う官兵衛に対しはしたないと思われるかもしれないけど「わたくしも同じです」と言っちゃったってことは一目惚れだったってことでしょう?。武家の娘だろうが娘は娘。姉も嫌いな男のところになんて嫁に行きたくないと狂言自殺で嘘泣きが許される(それを思い付き実行できる)ような家庭環境なわけだし、もっとあのお方と姉様が結婚!?って心中穏やかじゃないっぷりを見せてもよかったんじゃないかなーと。
まぁそんなラブコメが見たいか?っつったら別に見たくはないですってな話なんだけどw。
あとまぁおたつへの想いに区切りを付けたということを明確にするため&おたつ父のフォローを兼ねての夫婦二人で墓参りってな描写を入れたんだろうけど、無事初夜を終えて名実ともに官兵衛様の妻となった光さんはともかく(お墓に手を合わせる中谷様超美しかった)おたつにしてみりゃ「ハァ!?」ってなもんだろと思うのはわたしが女だからですかね?w。


あとこれは大河とは全く関係のない感想なんですが、鶴太郎が溺愛する息子の名前が「斎」で昨年末放送してた某御大ドラマの主人公と同じ名前なんだけど、高岡早紀が斎役だったらどれほどよかっただろうかと思わずにはいられませんでした。