『冬のサクラ』第4話

あんな顔して「もなみさんの泣き言を聞いてあげるためだけに仕事をやめて東京にいく」などという大胆な決断をする祐さんにやや引き気味のわたしです^^。なにこの思いコンダラ(笑)。確かにもなみさんは見るからに“辛そう”ではあるから、せめて自分がそのはけ口になってあげたいと考えるのはわかるんだけど、相手『人妻』ですよ?。今の段階では「自分がちゃんと面倒見るからもう妻に近づくな」という旦那の言い分の方が確実に正しいだろ。それなのに病院の下に立ってるとか血相変えて階段駆け下りる旦那の方が絶対に正しいってw。高島弟だってことを抜きにして冷静に見てみ?旦那から見れば“旅行先で記憶を一時的に失った妻を助けた男がストーカーに豹変した”としか思えないよなw。
でも旦那は高島弟。なのでよし(笑)。
つーか妻と山形のオトコが会ってるところを自分が目撃してお礼の食事に誘うという状況を用意するための策が姑息すぎるw。こないだまでは無視してたくせに肩に顎乗せて甘えんなwww。それなのに夜の病院で椅子に座って手を握りあう二人を背後からギリギリ見てないってどういうことだよ!ツメ甘すぎ!こここそ高島弟のテーマ流して欲しかったのに!。
もなみさんもなぁ・・・手術をしないと決めた理由は「祐さん」と「娘」のことを忘れたくないからだと思うんだけど、祐さんと過ごした山形での日々を忘れたくないってのは分かるよ?それはつまりもなみさんにとっての「最後の恋」の思い出なわけだから。でも「娘」に対してはそれでいいのか?って気がするなぁ。娘を抱きしめ頬ずりしながら恐らく「この幸せな瞬間をかみ締めてる」のでしょうが、でもかみ締めてるのはもなみさんだけであって娘はそうじゃないわけじゃん?。娘はいずれ母親に残された時間はわずかであることを知るだろうけど、手術をすれば治るかもしれなかったのに“記憶を失いたくないから”と手術を拒んだ母親の選択をどう思うのかなーと。これで娘がお祖母ちゃんにベッタリで母親を軽んじてるとか反抗期真っ只中で口利いてくれないだとかならまだ解るんだけど、母娘の関係は良好っぽいし、これだけ娘を愛おしいと思っているのならば娘のために“手術をしても記憶が失われない可能性”に賭けるんじゃないかなとか思ったり。そのせいでもなみさんが『悲劇(非恋)のヒロイン』には見えないんだよな。
で、祐さんはもなみさんの旦那が弟が勤務する病院の院長だって知ってるわけですよね?。気まずすぎるレストランで「自分は親父から受けついた病院を経営してるだけ」って言ってたから院長でも雇われでなくオーナー院長だってことも理解してるわけですよね?。そんな相手に喧嘩売りまくったら弟の立場がまずくなるとか考えないのだろうか。・・・・・・・・考えないんだろうなぁ(笑)。だって若い男女が同棲してる家になんのためらいもなく同居しちゃう(しようとする)ぐらいですもんねー^^。
相変わらず稲葉兄弟の会話、特に電話の会話がとてもいい雰囲気なんだけど、弟に恋愛相談する兄ちゃんってとこまでは微笑ましいってことでいいとしても肇ちゃんも兄ちゃんの相手が「院長の奥さん」だって分かってるわけじゃん?だったらそれこそ「俺の立場どうなんだよ!」って全力阻止の構えをとってもいいぐらいだと思うんだけど、肇ちゃんはとにかく「兄ちゃんが悲しむのは見たくない」んだよねぇ。自分じゃなく「兄ちゃん」。わたしは肇ちゃんが悲しむのは見たくないよ。
あ、嘘。高島弟に苛められて苦しむ肇ちゃんはとても見たいです(笑)。
というわけで次回はいよいよ高島弟による肇ちゃん攻撃クルーーーーー!?(わくわく)。