『ジョーカー 許されざる捜査官』第10話「“神隠し”・・・解き明かされる謎 黒幕は?衝撃の結末」

前回録画ミスという致命的なポカをやらかしてしまい見ることができなかったんで、何がなにやらサッパリな最終回でした。当たり前だ☆
とりあえず井筒課長は警察内部の裏金絡みを調べてただけで完全なる「シロ」で、三上こそが最初のジョーカーであり夏樹と冴子を殺した犯人であったってことだけ分かりゃ充分ですかね?^^。まーなんだかんだでストレートな結末だったなってな感じですが、伊達さんが井筒に「地下に潜るんですか?」って聞いた瞬間最後にもうひとドンデン返しきたーーーー!?実は井筒もUNDERGROUND Vの人間だったオチクルーーーーーー!?って思っちゃったんだけど、「組織に潜入して内部から真実を探りそして暴くつもり」だなんておいおい井筒課長カッコよすぎじゃねーのかよ?(笑)。「おつかれちゃ〜ん」とか喰えなさすぎてヤベーだろこれ。
てか三上があすかに手錠嵌められるべく一歩足を踏み出したその瞬間ライフル狙撃されるとばかり思ってたのにw。口封じデター!みたいなw。俺の脳内ベタすぎw。
でも一つ納得できないってか理解できないことがあるんだけど、伊達さんたちが模倣犯と自分たちの違いとして掲げていた「法で裁けるやつは法で裁く」という『俺の正義(流儀)』って、私的刑務所送りというある意味『極刑』に処すのは『最後の手段』であり、しかも自分たちは『命を奪うことはしない』ってことなんですよね?。そこには生かし続けることで死よりも辛い苦しみを与えるって意図はあるんだろうけど、それ以前にやっぱ「どんな理由であれ警察官がその立場を利用し人を殺めてはならない」って想いがあるからだと思うのね。島を用意し終身刑として一生飼い殺しにするなどという面倒なことしなくとも死刑として殺しちゃったほうが絶対に楽じゃん。結果として「この世から悪人が一人抹殺される」ことに違いないわけだし。でもそうしない理由は「自分たちが警察官」だからなのかなーと。自己満っぽい考え方だけどさ。
でも三上は殺した。それも組織の正義に照らし合わせれば「なんの罪もない人間」を。三上の動機は「組織を守るため」であり、三上はもう「警察官ではない」わけで、しかも三上は自らお仕置き島行きを希望していたわけだしってんで、なーんとなく三上が自分の意思=組織の意思を貫き守るための犠牲者のように描かれていたと思うのね。でも夏樹と冴子殺しは組織が命じたわけではなく三上の独断だったとしても(冴子殺しはともかく夏樹殺しは当時の状況及びあれから数年経っているのに今も三上が組織に属していることからして組織は関知してないって言い分は通用しないと思うけど)、殺した時点でアウトだよな。夏樹にも冴子にも「遺族」がいるはずで、その遺族たちがどれほどの悲しみを抱いて生きていかなきゃならないのか誰よりも知ってるはずの三上が逆に加害者となってまでも守らなきゃならないってどんだけの「正義」だよってなー。なんか大層な理想掲げてはいるけど結局は自分たちの組織を守るためにその邪魔になる存在を殺してんじゃんって。そこになんの「正義」があんのさ?って思った。実行犯である三上が「法の下で」罪を償えばそれでいいってもんじゃなくね?それでいいんかよUNDERGROUND V。
つーかUNDERGROUND Vって組織名な時点でうわー(笑)って感じなんだけどw、島一個買うどころか地図から抹消するとかどんだけすごい組織なんだってw。これが例えば国を挙げて国内のどうしようもねー犯罪者を片っ端から処理してるとかで、伊達さんたちはその神奈川支部だったってんなら素直にすげーなおい(笑)って言うけどさ、もしかしたら三上すら知らない事実としてそういうことなのかも知らんけど(そう言われてもさほど驚かないしw)視聴者に見せられたものから判断するにこれは一応神奈川県警独自のシステム・・・なんですよね?。島だって神奈川県からちょっとのところに作ったわけだし。でさ、あの島買って消すのにどんだけの資金が必要だったのかわかんないし、それを維持するのだって相当な金がかかり続けてると思うのに、それだけのことしといて実行役は三上→伊達さんと1人のみってさー、なんつーか・・・コストパフォーマンス悪すぎじゃねーか?(笑)。しかも当の活動内容(仕置き対象を見出し仕置きするか否かを判断する)は実行犯である伊達さん任せってことなわけでしょ?。なんか組織が天下り財団的なものに思えてくるような・・・(笑)。まーそこいらへんのアンバランスさが神奈川県警(イメージ)らしいっちゃらしいけどw。あとまぁUNDERGROUND V自体は国家的裏組織なんだけど、神奈川県警だけずば抜けて立件できない犯罪が多いから伊達さん一人が馬車馬のごとく働く羽目になってる・・・ってことなら納得だけどねw。


とりあえず次回の特別編?がどういう作りなのか見てみなきゃ分かんないけど、今んとこは続編に含みもたせまくりだよなぁ。こんな飛び道具的な世界観の作品の続編作ることはないだろうとは思うものの、なんたってフジだしSPぐらいはやりそうだ・・・。であるならば目先を変えてツンデレ来栖からみた伊達さんの物語を作っていただきたいですッ!。三馬鹿が居酒屋で伊達さんの悪口つまみに飲んだくれるのとか超見たいんだけどw。そんで店を出たところで通りすがりの鑑識官(井上まー)に出会い、お前も来いと次の店へ連行され、最終的には誰よりも酔っ払い半泣きで久遠の話ばっかする井上まーに三馬鹿辟易ってな話が見たいみたいみたーーーーい!。
つーか久遠が「俺が一生伊達さんの荷物を背負ってやる」とかプロポーズしたのに吹いたわw。その後も「こいつやっぱ法で裁けないわ」なんつっていっぱしのバディ(笑)気取っちゃってるしw。てか一つ確認しておきたいんだけど、あのー・・・・・・組織は久遠などというイケメンガチャピンチャラ鑑がジョーカーである伊達さんの助手気取りでうろちょろしてること認めてるんですか?。三上は警察署長を電話一本で動かせたりしたことから組織内である程度の立場にあったであろうと想像できるし、その三上が自分の跡継ぎとして伊達さんを指名したことぐらいはさすがに把握してるだろうけど、久遠はいわば押しかけとして参加したようなもんじゃん?。最初は三上も認めてなかったわけだし、下手したら久遠の情報は三上のところで留め置かれてて、三上なき今久遠は『自称ジョーカー一味』なのでは・・・!?とか思ったら非常に萌えます(笑)。