『救命病棟24時』第1話「待望の新シリーズ!救え!!救命の危機を」

↑って公式にあるんだけど、「待望の新シリーズ」も含めて1話タイトルなのだろうか。

満を持しての新作スタートというよりももはや待ちくたびれました・・・エネルギーがあまり残ってません・・・というのが正直な気持ちなのですが、無事に新シリーズがスタートしてよかったです。初回はさすがの20%越えだしね!。
でもなぁ・・・・・・・・・なんつーか、『地味』・・・・・・だよなぁ。手堅い作りと言い換えられなくもないけど、やっぱ印象としては地味って感じ。そして3の時も激しく不満だった救命の現場らしい殺伐とした緊迫感が相変わらず全く感じられません。・・・って救命の現場を実際に知ってるわけじゃないんだけどさw。それでいきなり昨日から寝てないだのなんだのってキレられても全然ピンとこないわ。てかこれも3でイライラしまくったんだけど全員そろって手を止めて言い争いすんなっつのなwそれこそ患者を診ろってな話w。キャストもこれで一応全部なんですよね?これから救命医がバンバン入ってくるのではなく、小島が加わるだけで今いるメンバーで海南医大救命救急センターを再建していくってな話になるわけですよね?。前回の大泉やメグミ姉さんみたく一言発するだけで救命の空気ぶち壊しにするようなキャストが一人もいないってのはよかったけど、あの眼科医や耳鼻科医+おそらく腕は悪くないんであろう麻酔医・板尾さん(キモイwww壮絶にキモイwwwwwどう見ても犯罪者にしか見えんwww)が進藤先生に感化され、最終的にそれぞれが進藤先生の救命チームになくてはならない人員になるんだろうけど、こういっちゃなんだけど1の落合(エロ男爵)、2のラブ城島先生(ターニー)、それに3の日比谷先生(小市さん)あたりと比べたら“その他の先生たち”にしか見えないのよね・・・。現時点では救命医ではないわけだし、城島先生や日比谷先生が初回から存在感あったかっつったら・・・・・・・・いやあったよな?あったと思うのよ、絶対。だから眼科医や耳鼻科医が今後二人のような存在になれそうかというと、ちょっと無理なんじゃないかなぁって気がするんだよなぁ。
まぁ初回を見た感じでは今シリーズはそれぞれ救命に対する意識や想いは異なれどいざとなったら一致団結して治療にあたる群像劇ってんではなく、たらいまわしされてる妊婦さんと偶然にも出くわしそのまま赴任先に乗り込み颯爽と処置してみせるという相変わらずのゴッドっぷりを見せ付けた理想主義の進藤先生VS口(知識)だけではなく看護師たちに有無を言わせない「みたこともないほど正確な技術」の持ち主である現実主義の医局長・澤田が対立し、医局員たちはその間で揺れ動くってな話になるようなので頭数として存在してればいいっちゃいいのかなー。それにしちゃ看護師長を筆頭に看護師たちが優秀すぎるけどw。
きいちゃんは清涼剤ですね!救命の危機的状況+小島の医療訴訟と気分重くなるテーマを扱う中、きいちゃんの存在は癒しだわ。この子は医者を狙ってとか合コンで武器になるからとかそういう打算を働かせて看護師になったのではなく純粋に憧れて、子供の頃からの夢を叶えて看護師になったに違いないわっ!!。でも絶対実家が病院(それも超稼げるという美容整形)の研修医を見事ゲットするんだろうけど(笑)。
でさ、肝心のユースケがさぁ、どーも微妙な気がするのよね・・・。だって全然切れ者に見えないんだもの。進藤先生のライバルとしてのオーラも全く感じられないし。澤井が口だけ男だったらアリだと思うんだけどw、技術も文句なしとなると澤井という男は今んとこ進藤先生よりも“現在の救命の現場”においては『上』に見えるわけでさ、さすがにそれがユースケってのはちょっとなぁ・・・物足りないというか、イメージが枷になって迫力不足に思えた。最初に進藤シンパになる皮膚科医ぐらいだったらピッタリと思えただろうに。
つーか進藤先生と小島と山城さんが処置室に揃った瞬間の安心感たるや異常やなw。画面の華やかさもそうだけど、見ててこの三人がいれば助かるだろうという揺ぎ無き信頼感がわたしの中にありました。うん。あのシーンは進藤先生が帰ってきたわーーーーーー!って嬉しかった。そして山城さんカッコよすぎ。なおかつエロすぎ。小島はこれもし話数短縮でなかったら救命医復帰に3.4話使ったんじゃないかなーと思った。それと同時に寄せ集め救命がどれほど大変かも描き(眼科医がキレるのももうちょっと先だっただろうし)、孤軍奮闘するもさすがの進藤先生ですらどうにもならない状況なんだってのも描けただろうなぁと。大きな流れとしてはおそらく当初描いてたものとさほど変更はないんだろうけど密度は相当薄くなっちゃったんじゃないかなー。逆に見れば勝手な想像だけど短縮分を1話でやってのけたのではないかなとも思うわけで、2話からが本当のスタートといえるのかも!・・・ってわたしはどれだけ救命に甘いのだろうかw。
進藤先生ですらパッと思いつかなかった毒物への対処法をサラっと言ってのけた研修医役の石田くんの今後は素直に楽しみ!単純に進藤先生に感化され救命医も悪くないと思う展開ではなく美容整形医になるんでそんな感じで〜とか言っておきながら実は・・・ってな“何か”があると思うので!。てか石田くんはめちゃめちゃ声が素敵なのでとりあえずいっぱい喋らせたらいいと思うよ!w。

進藤先生が飲んでたお薬はアフリカの紛争で傷ついた人達の映像がフラッシュバックしてたからPTSDの治療だか予防だかのための向精神薬かなぁ・・・。センター長と面識があるわけではなさそうだったし、わざわざアフリカにいる進藤先生をなんの伝手もなしに呼び戻したってのもどうかな?と思うから、さすがの進藤先生でも精神面がギリギリで日本に帰ってこざるをえなかった・・・とか。そんで帰って来たら日本も日本で大変だったと・・・。ゴッドに何がしかの試練を与えねばドラマにならないですもんね・・・。

そんなゴッド進藤を新郎じゅんさんが訴えるハメにならなくて心底安堵いたしました。進藤先生があの場に居合わせなければお前の人生天国から地獄になってたってのに何いっちゃってんのさバカバカーっ!って本気で腹立たしかったもの。つーか臨月で式挙げんなっつのなw。
でもじゅんさんのお礼の仕方は憎らしかったわー。赤ちゃんのちっちゃな手形(新生児にしちゃデカかったように思うがw)と自分の手を見比べる進藤先生におもわず涙ぐんでしまったじゃないのっ><