『一瞬の風になれ』第3話

うっかりピロキよりすんじのがカッコよくね?って思ってしまって全力で「ないないないない、なにおもっちゃってんのわたし!?しっかりしなよわたし!!」って否定するのに疲れました。てか走るすんじが「あれでこないだまで中学生だったなんて信じられない」とか言われててw、それ言っちゃらめええええ!青髭言っちゃらめええええええ!!って爆笑しながら庇うのに疲れましたw。
だってさー、ひどいんだもん、鍵山の話。あんだけ4継やるの拒否するから鍵山の過去になんかすっごいドラマがあるのかと思ったら昔バトン落としたことがあるからって。で、屋上でキノコネギに軽く説得されたぐらいで「じゃあやります」っつって、初めてのバトン練習で肉離れやらかして「お前が4継やれっていったせいだ!」ってキレて暴れてバトン盗んでゲーセンで遊んで、顧問の先生に電話で挨拶してからやめろって言われてノコノコ休日の学校に私服で出てきて顧問の昔話聞いて川に捨てたバトンを1人で探してたらリレーメンバーが通りかかって一緒になって探してくれて見つかってめでたしめでたしってなんだそれ。お前ら一応大事な身体なんだから川で青春バトンごっこしてんじゃねええええええ!!!特に鍵山お前怪我してんだろってw。まぁ屋上ですんじと遠藤くんが二人っきりで会話するシーンはちょっと嬉しかったけどさ、ただでさえ長いスパンを描く(つもりの)ドラマなのに、原作では単に実力はあるけど性格が悪い新入部員(連にだけ懐いてる)ってだけの鍵山がチームに馴染む話に1話使うってなんなんだろう。しかも新二も連も大したことしたわけじゃないし。問題抱えたジャニメインのドラマの脇なんかどこの事務所も出させたくなくて、フジと繋がりが深いナベに泣きついた末うちの五十嵐にそれなりの見せ場をくれるんだったら出してもいいけど的な話でもあったんじゃないかと勘ぐりたくなるほどの無駄な時間の使い方だったんだけど。まぁピロキとともにすんじもお目当てだったわたしが文句言うなってな話なんですけどね。
それにしてもこのドラマのネギは気の毒すぎる。ネギって原作では本職はマイル(400メートル)なんだよね。新二や連とチームとして4継を走りたい気持ちは当然あるんだけど、本職じゃないことの引け目と俺にはマイルがあるというプライドってのもあるんだよね。なかなか複雑な気持ちを抱えた男前がネギという人物なの。でもこのドラマではそこらへんに関しては一切描かれないからネギが単なる補欠ポジなのが気の毒ってかネギいいやつすぎるだろうw。むしろネギが部長やったほうがいいんじゃね?って思うもん。まぁ役として一番おいしいのは確かだけど。遠藤くんは元々ネギ役をやる予定だった子が降板したせいで繰り上がった感じなんだけど(本来は眼鏡入江役)、やりたかったマッシュルームカットもできた上に(ネギの役作りがなんであの頭なのか心底謎だけど・・・)ドラマはクソだけどいい役やれてまぁよかったかなと。
あと見ててなんか足りないなーってずっと思ってたんだけど、3話まで見てようやく気がつきました。全く汗かかないんだこの子ら。だから必死な感じがしないんだ。


今回はバトンをペン回しみたく指でくるくる回すピロキがちょっと高校生っぽくてよかったと思います。それだけです。