『花より男子2』第10話「消えた思い出」

西門さんはブラックカード4枚、美作さんは現金、類は白い携帯に自家用ヘリと司への協力の仕方にキャラが現れててホッコリでございました。1枚で充分なのにわざわざ4枚も自慢げwに渡す西門さんはああ見えて慎重なのよね。類は一見大したことしてなさそうに見えてその実一番必要なものをくれる。そして美作さんはお家柄w現金と。ていうかどうせなら100万ぐらいの札束やれよと思ったけどw。

リターンズの出発点というか、リターンズをここまで引っ張ってきた四角関係のそもそもの原因はケン内田の存在だったと思うわけですが、それがあんなオッペケペの結末だとは・・・マットの上に転がるケンとか失笑ですよ。ていうか司が日本にいるって知ってるだろうに、鉢合わせする可能性があるようなとこうろつくなっつの(ケンが坊ちゃんて呼んだのがなんか違和感。司様って言いそうなもんなのに)。それにしてもいくら楓から指示されたこととは言え、バンザーイ!とかケン演技うめーな。ノリノリじゃねーかw。「西田も知ってたのか?」と聞いてくれてありがとう司坊ちゃま。西田担冥利に尽きますw。西田は真の正義の味方なのだ!

記憶障害ネタですが、原作もこのあたり無理やり伸ばしてるというかそれってどうよ?なエピなんだけど、あの高さから落ちて記憶障害かぁ・・・・・・微妙だなぁ・・・。進はもうちょっと責任感じてしかるべきだと思うんだけど。あれだけ道明寺に懐いてたってのにー。つくしの両親もなーんかおかしな人達になっちゃったよな。会社にお金を返してることが判明したけどだから家賃払えないって人としてどうなのよ?いやそれならなおさら別の仕事探せよ、てか母ちゃんパートしろよとか思ってしまうというかねー、いらんとこに引っ掛っちゃうんだよなぁ。わかめしか食べれないほどの貧乏なのに、道明寺クッキーは思い立ったらすぐ作れんのかよ!しかもラッピングむっさ豪華!とかさ、元々は少女マンガなわけだし細かいところにつっこむほうが野暮ってなもんだとは思うんだけど、どうしても気になっちゃうんだよ。なんか雑なの、リターンズはそういうところが。

で、海ですが、もーーーーむちゃくちゃウゼェェェェェェェ!!!出た瞬間からウザオーラでまくりですからね。さすが戸田ちゃん(褒めてますw)。ただなぁ、感想をちらほら読んだ限りでは結構みんなそう思ったみたいだけど、原作の海ってほんとに天然で、そこがタチ悪いってか怖いとこなんだけど、戸田ちゃんの海はバリバリ計算してる女にしか見えない。司くん(この呼び方がまたむっさウザイwww)の彼女はつくしちゃんで、つくしちゃんのことだけが思い出せないってことを思いっきり承知してて、ついでに最初は知らなかったとしても、退院後即道明寺司という人物がどういう立場の男なのかってことをちゃんと認識した上で纏わりついてるようにしか見えません。だからこそ端からつくしの敵じゃないって感じがしちゃってるんだよな。記憶障害エピって類を最高潮カッコよく見せるためだけにあるエピなのですが(あたしはそう思ってます)、確かに「俺きらい」とか「部外者は黙っててくれないかな」とか「消えてくれない?目障りなんだよね」とか全視聴者が思ってたであろう言葉をズバズバ言ってくれたるいるいは最高素敵でしたけども、むしろつくしと司が今こういう状態だってのに海に愛想振りまく西門美作コンビのバカー!気づけその女の腹黒さに!!!みたいなね。類一人だけ海ちゃんという女の属性に気づいてるってとこがモエスポイントなのにああもあからさまに腹黒オーラ出されちゃ気づかないほうがおかしいっての。確か原作にはお見舞いに来た海のクラスメイトが「恋愛相談してたらいつの間にか海に彼氏とられたキィィィィ!」とか言ってるのをつくしが聞いてしまうってのがあったような気がするんだけど、そういう天然の殻を被った魔性の女風味をもっと出して欲しかったな。ウザさと怖さの質が違うんだよな。

今回のつくしはひっさびさにつくしらしくてむちゃくちゃ可愛かった。自殺しようとするおじさんに「こっちが迷惑だっつの!」と言いがかりwつけてたり、仕事が決まっていよっしゃー!って喜ぶそのテンションとか、とったどー!wwwとか、自分のことだけ忘れてる道明寺にムカついてゲシゲシw柱蹴っ飛ばしたりベンチ持ち上げようとしたりwほんっとつくしらしくてよかった。


泣いても笑ってもあと1回。この期に及んで雪山遭難やんのかよ!海エピと雪山エピ一緒にしちゃうのかよ!!しかも2話で!!!・・・・・・なわけですが、多少強引であっても綺麗な着地であれば全て許せる。許すよ!