『地獄少女』第十話「悲しみの記憶」

最近こういう記憶障害に纏わる話多いな・・・。必死の思いでノートにあったことや忘れてはいけないことを書く姿を見ると胸が締め付けられると同時に、自分や自分の身近な人がこうなったらどうしようって怖くなる。ドラマで描かれていたように、財布から金抜かれたりとか言ってないことを言ったといわれて追い詰められたりもするんだろうし、介護現場での虐待までをもちょっと考えてしまいました。何気に社会派の地獄少女
それにしてもごくごく普通の主婦までもが地獄通信の存在を知っているのか・・・。恐ろしい世界だな。看護師の女がああまでして藁人形を取り返さなきゃと思うほど地獄少女の噂とその効果は広まってるってことだもんな。今回はかなり難しいエピソードだったと思う。看護師が酷いことを言っただけならば、言い方は悪いけど母親はいずれそのことすら忘れてしまうのだろうし、むしろイヤなことは忘れてしまったほうが幸せだとも言えると思う。でもあの看護師は藁人形を取り上げるだけじゃなく金を盗み、大切な、ある意味命の綱とも言えるノートまでも奪い、目の前で破り、そして捨てた。これは娘の恨みだけでなく、母親本人としても恨んで当然のことだと思う。あいが自ら看護師から取り返し、再び渡した藁人形は、母娘二人分の恨みを晴らすためのものだったんだな。でも、母親は恨みを晴らしたことも、恨みすらも忘れてしまった。それでも最後には地獄へ流されるわけで、結果としてああしたことが良かったのかどうかは分からないな。そして人々の恨みを一身に背負い、永遠に地獄送りをし続けるあいの疲れは誰が癒してくれるのか。お嬢思いの手下はいるけど、とてつもなく孤独なんだろうな。今更ながらあいが何故地獄少女になってしまったのだろうかと思った。

契約者の記憶障害で部屋に放置され続けた輪入道さんの「さみしかった・・・」がちょっと、ちょっとだけ可愛かったですw。お仕置きもちゃんと恨まれることになった理由(発言)とリンクしてたので満足。それを思うとやっぱり先週のイワマユに対するお仕置きは軽すぎたよなー。
今回は一目連様の出番というかアップが多くてハァ〜〜〜〜〜〜〜ン★でございました。看護師の手を握り「じゃあ、いこうか(ニヤリ)」モエス!「お帰り、お嬢。待ってたよ」テラテラモエーーーーーーーーーース!!!来週はなんかパァーン!て撃ってたよ!ようやく柴田と絡みそうでwktk