担当看護師の失踪といい頭悪そうな安藤サクラを載せる軽トラの荷台に積まれたスコップといい文哉周りがやたらときな臭いっぽい描写されてんだけど、ここまでそれっぽいってことはそう見せかけて実は･･･だと思う。･･･んだけど、実は真犯人は別にいたっ！？ってなドラマじゃないだろうから「実は」の後に続く展開がないよなぁ。行方不明の看護師役は酒井若菜だってな話を聞いたんで、二人とも文哉に殺された（殺される）･･･と見せかけて実は文哉にメロメロにさせられましたー！！とか？（笑）。
いやだって転寝するサトエリにそっと上着をかけてあげるかざぽんとか素敵だったし時任が見かけた働くかざぽんとかほんとカッコよかったしこんな顔して女転がしまくりとかいいじゃないですか！えよくないですか？すいません忘れてください（←双葉口調で読んでくださいｗ）。
文哉が風吹ジュンの子供じゃないってのは自我を保つためにそう思い込んだってんじゃなく、マジな話なのか？。だったら籍抜いて娘と二人殺人犯とは全く関係がない暮らしを送ればいいと思うのになんでそうしなかったんだろ。「家族」に拘ってるのはむしろ時任よりも風吹ジュンに見えるわけで、その「家族」に文哉は断固入れないってことならなおさらなんでこの「家族」に拘ってるのかと。てっきり“働きもので優しい男”なんだとばかり思ってた時任は“偉そうな男”だったらしいし、例えお腹の子供の父親だとしても近所の人からは偉そうだと嫌われていて息子は殺人犯の男だなんていいとこナシじゃん。それなのに籍を抜いても「一緒にいなきゃだめだ」と言い張り続けた風吹ジュンもかなりおかしな人じゃね？。
てか風吹ジュンはこの加害者家族の中で唯一「文哉と血の繋がりはない人」ってことになるわけか。でも確か双葉を見ながら「あの子の妹が双葉でよかった」だったか、そんな発言をしたことあったよね？。文哉と双葉は自分が産んだ子でなくとも父親が同じであれば文哉と下の妹は「異母兄妹」ってことになるわけで、この発言からすると文哉の妹は双葉だけ＝二人は時任の子供ではないってことなのかなぁ。つまり本当の“加害者家族”は双葉だけ、とか。そう考えたら今回やたら言われてた時任に対する“あんた父親でしょ”ってのは再び血の繋がらない殺人犯の息子の『父親』になることを時任に決意させるためだったように思えてきたし。で、まずは父親が、続いて下の妹、最後に母親が文哉を受け入れる覚悟を決めたことで家族として再生の一歩を踏み出す･･･とか？。
そこいらへんは次回あたりでハッキリするのでしょうから続きを待つにしても（毎回←この文を打つことになりそうな予感･･･）、なんかもっと純粋にって言ったらヘンだけど、加害者家族と被害者家族が「生きる姿」をそのまま描くドラマだと思ってたのに、実子じゃないとか出てきちゃうとちょっと萎えるなぁ。もし文哉の動機がそこにあるなら尚更。なんかこのままいくと文哉もまた親（大人）の犠牲者なのだーなんて展開になりそうで･･･。
