『僕の歩く道』第1話

このシリーズに特別思い入れはない俺です(僕生きは生徒にお目当てがいたので視聴→ボロ泣きパターン)。とりあえず初回は様子見のつもりで見ました。うーん・・・・・・どうなんだろうこれは。前2作と比べると、初回の盛り上がりに欠けるかな。そういう病気があることは知ってても、自分の周りにその病気を患ってる人がいないとそれが実際どういうものなのかよく解らない、そんな病気を扱うということで、初回で自閉症とはどんな病気なのかを説明する必要があるのは解るんだけど、「悪気がないのが特徴だから責めないでください」というセリフ一つ言うにしても、香里奈のあの綺麗なんだけどでも下品な顔で、そしてあの当たり前でしょといわんばかりの高飛車口調で言われてもなんか素直に納得というか聞き入れられないんだよなぁ。やっぱり香里奈はミスキャストだと思う。ブスの僻みといわれればその通りなんだけど、自閉症の幼馴染のことをずっと見守り支え続けられるようなタイプの女には見えないし、獣医になるような女にも見えない。医者の愛人やりつつ、自閉症の幼馴染を都合のいいように扱う女ってんならピッタリだけど。ていうかさ「都古ちゃんが怒ることは絶対に、絶対にありません!」と断言するぐらいだからこれまで一度も怒られたことなかったんだろうけど、不倫相手が約束破ったぐらいでキレるってどうなのよ?仕事中にテルのことで何度も「松田せんせ〜」て言われて疲れてたってのはあるかもしれない、でもそもそもあんたが言い出したことだろうと。悪気はないんだから責めちゃだめってあんたが言ったんだろうがと。なんかイライラしっぱなしだった。逃げたてんじくねずみの様子がおかしいから見に来て欲しいという可愛い飼育員の男の子からの連絡に「もうちょっと様子見ろ」と冷たく答えたり、新米獣医だというわりには仕事にそれほど熱意を持ってるようには見えなかったし、あんた仕事よりも男かよ!と。20年近くテルと関わってきたはずの都古が直接テルに関係ないこと(自分の恋愛、それも不倫)でやつあたりするってなんか浅い。自閉症を抱えた主人公に戸惑う周囲の人間に対し、とっくにそういう時期を乗り越えた都古にはみんなのお手本的な役割を与えられてるんだと思ってたんだけど、もしかして視聴者が感情移入すべき存在は都古を想定してるのか?そら無理ですよ。ドラマを盛り上げるエピソードの一つとして、優しくて自分を理解してくれる都古からテルが拒絶されるってのがあってもいいとは思うんだけど、それはもっと先、都古がどれだけテルを大切にしているのか、テルがどれだけ都古を想っているのか、そして都古自身もいろいろ大変なことがあるんだってのが伝わってきたあたりでこそ生きる話であって、初回からいきなりアレじゃこの女何様?ですよ。予想以上に都古の出番が多いなという感じで、それに比べて小日向さんや蔵之介さんの比重すくねー!と思いましたが、ここらへんはまぁこれからよね。
文句ばっかりの感想ですが、森口瑤子様がこの先どう変わるのか?何か企んでるとしか思えない担当医加藤の存在が気になるし、そして田中圭くんの飼育員姿とモルモルがめちゃめちゃ可愛かったのでもうちょっと続けて視聴するつもり。ほんのちょっとの出番だったのに圧倒的な存在感を示す森口様はさすがだ。そして田中圭くんは久々にヒットの予感(役的に)。つーかいまこれ書いて気がついた。加藤に森口様に田中圭くんは汚れた舌で共演してたんだよな。いや、だから何?ってなもんですけど。
妹の彼氏が何気に可愛かったんだけど、あれ誰だ?