『下北サンデーズ』第4回公演「世界はサンボを座長と呼ぶんだぜ!」

なんかすっかり普通のドラマになっちゃったなぁ。最初からこういう作りにしとけばここまで視聴率落ちることもなかった気もするけど、1.2話を耐えた身としてはこれはねーよーという気分。それはつまりあたしは堤好きってことなんだよな。全話つつみんが監督するだなんて思ってないから空気が違う回があるのは承知してたけど、これはちょっと違いすぎ。一見すると意味ねー!ワケ分かんねー!という渦に飲み込まれるんだけど、気がつきゃ底にあるのはベタなストーリーってのがあたしの求める堤ドラマなので、ベタ上等ではあるんだけど、思いっきり全力で全編ベタなんだもん。そういうつもりで見てないもんで、思いっきり場違いな店に入っちゃった的な恥ずかしさと居心地の悪さを感じてしまいました。でもこれはこれでそんなに悪くはないわけで、特に今回の話はサンボのついた嘘をつきとおすために汗水たらして協力する劇団員の皆さん(おまけに眠眠亭の皆さんまで!!!)という、これまでで一番(当初期待してたような)群像劇っぽかったりしたわけで、なんなんだろうこのもやもや感。これでまたつつみん監督回になるとまた元に戻ったりすんだよなー。うがー。

ここまでこれといった特徴のなかった八神にもようやく背景が見え始めましたが、ノロイは可愛いかった。キッチンも付いてる離れでフェレットを飼う若者か・・・なんかどーんと重い事情がありそうだな。石垣的にも久々のオトコマエキャラだしな。それから、じいちゃんと下馬さんの関係が気になるところなのですが、とりあえずじいちゃんは家に連絡しようよ。
あと特筆すべきこととして、どれほど演出に違いがあってもアッコさんは文句なしにマジで素敵だ。