有川 浩『図書館危機』

図書館危機

図書館危機

ますますラブコメ度が加速。ていうか全編春!という感じ。やっぱり春はサカるわよねー(笑)的な。でもその一方でかなり本格的な戦闘というかスプラッターが展開されてて、透明の盾の向こうで繰り広げられるぐっちょぐちょの圧死祭を想像すると・・・・・・うん、嫌いじゃない。玄田さんオトコマエすぎです。

図書館(というか本)に関する法律が制定されても本を読まない人にとっては無関心な法律でしかなくて、それは本に関わらずいろんな決まりごとにおいても同じことで、どこかの誰かの都合のいいようにいつのまにか決まりごとは作られてしまう。そしてそのことを知らすに(知っても疑問に思わず)生きてることってきっと多いんだろうな。おかしな決まりごとには声を上げてそれっておかしくない?と言わなきゃダメなんだよな。それで変わることはないかもしれないけど、まずは言わなきゃなにも始まらない。ということで、これまたオトコマエキャラがスポット参戦してます。私の脳内イメージではヴィシックスの岡田さまもしくはあらしの松本さまで読みました。私の頭ん中ジャニしか入ってねーのかよ!て自分でも思います。