『マイ★ボス マイ★ヒーロー』第3話

分母の話が目から鱗だった俺(三十路)です。「大変だったんですね・・・・・・分母も」バカ和弥デタコレ。今回もまた和弥はキャワキャワでございました。街中で星野くんに出会ってしまった真喜男を即効殴ってごまかした和弥はナイス判断!ナイスアシスト!だったけど、その後思わず兄貴を殴ってしまったオノレの拳を必死で叩く和弥。くぅーっっっ可愛い。ティーンのファッションを勉強するも微妙にズレてる和弥のファッション。ていうか足ほっそ!知ってはいたけど足ほっそ!!んでニッコリ笑って「ミッキーです」。あの真きおに「お前みたいなアホを何で俺の弟にしなきゃなんねーんだよ」て言われてましたよ。ある意味和弥最強です。「二度殺す!」wwwゆーてましたが、先週とあわせて「二度」ってことだよな。てことは、来週は「三度殺す」か?これお約束シーンでお願いします(あ、お約束といえば「星野くんはなー」がなかったよな。それっぽいのはあったけど)。若に無事にプリンを届けて(この時ちゃんと「プリンありがとな」って真喜男が言ってて、ちゃんと確実に成長してるってのが見えてホッコリ)えいげ会に戻った和弥に黒井が「若はちゃんと勉強してたか?」みたいなことを聞いて、それに対して「はい、確かに」て答えた和弥の顔がちょうちょう凛々しかった。兄貴を守り兄貴を支える気持ちが表情に出てて、この時の顔すんごい良かったわ。
今回はそんなアホ和弥がティーンの流行を知るために勉強してた雑誌の占い(さそり座)が小技として利いてたわけですが、赤とピンクの使い方が素晴らしかった。赤→星野くんの靴下→女鉄仮面のピアス→赤点→赤シャツ熊田→赤シャツミッキーと、徐々にレベルアップする赤い色をした敵、そしてそれをクリアしていく真喜男とゲーム的な展開なのも面白かったし、ラッキーアイテムのピンクの小物からピンクの勝負ペンを貸してくれたひかりを意識するってのもマッキーらしいというか、女には不自由してないいっぱしの大人の男(外人の女ディーラーと即いい雰囲気になれるような男)がしょんべんくさい女子高生のガキなんぞに好意を抱くに至る流れが自然で、上手いなーと思った。

そして真喜男。今回は真喜男が本当にカッコよかった。夏服初日に夏服着てこなかったぐらいでなんでそこまでバカにされなきゃなんないんだ?と思ったことが、ラストの「夏服だ」に繋がるとはなぁ。そんでもって「いとあはれな気分だ、このやろーっ!!!」ですよ。これぞカタルシス!って感じだった。この時の真喜男の表情はこれしかない完璧なカッコいい男の表情で、これが長瀬の強みだよなぁってしみじみ思った。あの顔は長瀬しかできないよな。変顔もそうだし、長瀬の顔芸はもはや芸術。

あえて触れずにいる桜なんとかですが、「まともな大人」とか「マッキーはそんな汚いことしないと思ってた」とかやたら言ってた印象で、桜なんとかの親ネタもある伏線かなぁ。当初危惧してたよりはまぁ見れるというかそれほどキィィィィ!てならずに済んでますが、ひかりを含めた三角関係(どういう方向性になるかは微妙なとこですが)が横軸としてあるわけだし、桜なんとかはこの程度の出番で抑えてくれ。

ついに戻ってきた美喜男。
「それから僕に手は出さないほうがいい」
キーーーーーターーーーーーー!!!思わず変身するかと思いました。


何気にこのドラマで一番好きなキャラ星野くん(とそのとりまきくんたち)。「トルネードの星野」最高です。