『高校入試』第2話

南沢さんの「彼」は中尾くんで、中尾くんが落としたインディゴリゾートのゴールドカードを入試をぶっつぶす!作戦に関わってる人物が偶然拾ったか何らかの仕込みしてる時に見つけたからちょろまかしたかとにかく今は“誰か”の手の中にあり、その人物はそのことを掲示板に書き込んだと。で、その誰かってのは生徒なのか教師なのか今はまだわからないと。でもそれが入試をぶっつぶすこととどう関係しているのか?(直接の繋がりはあるのか?)、そして「応仁の乱」とは何を意味しているのか?。そんな感じ?。それから採点ミスにまつわるなにかもあるっぽいと。あ、あと落書きされてた人気歌手の「歌詞」ってのもあったか。
てかほんとに彼が中尾くんだとするとこの体育バカの掃除大臣は同僚教師と生徒の二股をかけてるってことになるわけだけど、そういう役なら徳山兄貴のほうが絶対に適任じゃん?。だけどそこを中尾くんにしたことに“あえて”の意図があるのかなぁ?。
でもまだ中尾くんと決まったわけじゃないから中尾くんと見せかけてやっぱり徳山兄貴が南沢さんの彼でしたーってなこともありえるけど、でもだとしたらこのキャラの徳山兄貴をあのキャラの南沢さんが「あいつ」呼びするかなー?と思うんだよねぇ。他者の目があるところではニヒルでクールを気取ってるけど二人っきりになるとてんで役に立たない顔と声だけの男ってんならあり得るかもだけどw。しかしそれはちょっと切ないw。
で、肝心の『犯人』に関しては、これそれぞれ動機(思惑)が異なる立場違いの複数犯なんじゃないか?。というか、共闘してるのではなくそれぞれあの掲示板上で顔の見えない相手に相談だったり報告だったりしながら計画を練り実行しようとしてる単独犯で、それぞれは自分のほかにも同じ目的の元行動を起こそうとしてる人がいるとは思ってないとか?・・・って気が今のところはしてるんだけど(だからいざ実行の段階になるとそれぞれにとって予想外の出来事が次々と起こりそれらが互いに影響を及ぼしあいながら「入試をぶっつぶす」という結果に向かって暴走するとか)(さらにドラマにおける『真の犯人』がいて、その人物の目的は入試をぶっつぶすことではなく他にあって、その暴露がクライマックスになるとか)、ただまだその犯人が誰か?ってことを真剣に考えるまでは引きつけられないんだよなぁ。入試<旅行を公言してる南沢さんだってそれがフェイクでないという保証はないわけで、全員が怪しげだったり違和感を覚える行動・言動を取ってるように見える一方で誰が犯人でも今のところはまだ「あーそうなんだ」レベルなのよね。


今ちょうど湊かなえ作品を読んでいるのですが、小説と比べると明らかに登場人物たちの言葉ににじみ出る悪意が足りないんだよなぁ。それは文字と映像(音声)の違いなのか、それともどんな人間が見るかわからないテレビドラマという媒体仕様のせいなのか。