『アキハバラ@DEEP』第4話「タイコの恋!?洗脳されるアキバチルドレンを救出せよ!」

話自体は悪くなかったんだけど、赤田と自虐少女隊がグルだってことにイズムが気付くところがイマイチ描ききれてなかったと思う。天才プログラマーの手にかかればそれぐらい調べるのはお手の物なんだろうけど、2話の感想でも書きましたがそれぞれがそれぞれの得意分野で突出した才能の持ち主だってのがあんまり伝わってこないから、なんか簡単だなぁと。後々のことを考えるとどれほど@DEEPのメンバーがスゴイのかということを大袈裟なぐらいでもいいからもっと見せてほしいなぁと思う。今回のタイコの恋物語も、話はいいのに自虐少女隊の曲がちっとも良くなかったせいでタイコの音楽センス自体を疑っちゃったぐらいだし。肝心の“真相を暴く作戦”もイマイチ面白くないというか、クールじゃないというか、ハッキングしたシナリオを撒くってのはともかく、ナイフを本物にしちゃうのはどうかと思った。あれで本当に刺しちゃったらどうするつもりだよと。それに、イズム出歩きすぎ。色素欠乏症はどうなったんだって。相変わらずボックスが手袋替えまくるシーンは出てこないし(地味に手袋の色は変わってるけど)女性恐怖症もアキラはともかくイズムに対しては発症しないのか?だし、ノリやスピード感的に邪魔になるからハンデはそれほど重視しないってことなのかな。文句ばっかな感想ですが、まぁそんな回もあるもんだ。
タイコとカイラがイチャコラしてるのが岩井俊二で、植え込みに隠れてそれを見てるページとアキラが火サスかよ!だったのは面白かったです。それと、これまで星野源さんってあんまり俺アンテナに引っ掛らなかったんだけど、タイコメイン回を見て、この人素敵な俳優さんだなって気がついた。タイコの役がそうなのかもしれないけど、ふわって笑う顔がなんか可愛い。ヘッドフォンも似合うしね。今後要注目で。

あ、そうだ。郵便配達人がオダギリジョー似ってのだけは許せん。あのブサイクがネタだとしても俺のオダギリさんに似てるなんて言われるだけでも腹立たしいのに、そのネタ自体の意味が全く分からないだけに余計許せん。

一輝演じる中込が、下柳以外の人間に対してはそれなりの社長っぷりなことが発覚。中込にとって下柳は一体何なんだ!?あの二人の主従関係にスポットが当たる回があることを期待しちゃうんですけど。そしてナイト様の出番はまーだーでーすーかー。